お断り:この記事は筆者の極めて主観的な思い込みによって書かれています。
いかなる投資判断を推奨するものでもないことを、ご了承ください。
7倍速でBTCを再現するビットコイン・キャッシュ
ビットコイン・キャッシュ(BCH)の上昇速度には、目を疑うほどの威力がありますね。
記事を書いている4月23日午前では、1,374ドルを付けています。
メリメリと音を立てるような上昇、どこかで見た記憶があるんですよね。
過去記事を検索したら、2017年8月29日に以下のような記事を書いていました。
(自分で書いた記事を忘れていたら世話ないですね)
https://www.cocosta.jp/2017/bitcoin-similar/
その後、2ヶ月後の11月12日にBCHは2,800USDまで上昇。
翌日には半値まで値を落とすジェットコースターで暗号通貨の激しさを世に知らしめました。
先の記事にも書いたのですが、どうもBCHは、ビットコイン(BTC)の動きを7倍速で再生しているようなのです。(以後はBTC、BCHで表記)
比較チャートを出してみました。
左側はBCHBTCを「日足」で、右側はBTCUSDを「週足」で表示したものです。
何か似ていると思いませんか?
右側のBTC、MtGox倒産前に$1,000を突破。そして事件後に値は$200を切るところまで下落。
よく聞くビットコイン用語「HODL」(ホドル・何があっても手持ちコインを離さないこと)は、この$200を切った時に生まれたものです。
それくらい、キツい下落でした。
同じ下落率を再生するビットコイン・キャッシュ
まずBTCは、MtGox破綻前の最高値$1,000+ → $200への下落ですから、80%の下落を叩いたわけです。覚えておいてくださいね、この数字。
では左側のBCHを確認してみましょう。画面左に大きなヒゲがあります。これは、BTCのブロックサイズ拡大プロジェクト(Segwit2X)の取りやめ発表に伴い、BCHに資金が流れ込んだ時に起こったもの。
このとき、最終的にBCHは0.5BTCまで値を伸ばし、直後に値は吹き消されます。
そのピーク「0.5BTC」から今回の反転上昇した「0.1BTC」下までの下落率。きっちり80%、MtGoxからBTCが下落した率と同じです。
しかも左と右のチャートが似たリズムを刻みます。ところが時間軸はBCHが日足、BTCが週足です。
つまり、BCHはBTCが7日かけてすすむところを、1日で動かしてきているのです。
もし、この乱暴な仮説を今の価格に当てはめるなら、チャート真中右に囲っている黄色線が今の場所になります。
8月には1BCH=7.7 BTCに到達する?
では、スタート地点を仮決めしたところで、乱暴な仮説を立ててみましょう。
ビットコインは、黄色線が終わった地点の$350から上昇を開始。$19,500まで111週間をかけて到達しました。倍率に換算すれば、55倍の上昇です。
もし、BCHに同じことが起こるなら、四角い枠のほぼ終わりである現在価格0.14BTCから55倍のジャンプ。「1BCH=7.7 BTC」へと到達することになります。
しかも111週間でなく111日ですから、2018年8月の中旬。6月末ころにはパリティ(1BTC=1BCH)ということになります。
書いてみたものの、ちょっと想像できませんね。
ただ、2017年に$900で始まったBTCが、$19,500へ20倍の上昇をすることなど、だれがまともに想像できたでしょう?
ビットコインが$30,000に行くと言っていた自分も、「まさかそんなに早く?」というのが正直なところでした。
ならば、「想像できない事も起こりうる」と可能性を排除しないことは、必要かもしれません。。。
が、やっぱり信じられないなぁ。だれか、タイムマシンで8月に行ってきた人がいたら、結果を教えてくださいね。
ハッピー・ビットコイン