本日のビットコイン研究所さん寄稿記事の一部を、こちらでシェアさせて頂きますね。
Vol. 141 短期の中銀スコープで回る市場 ~ 他に逃げた資金ほか (2022年1月24日)
~ ビットコイン研究所 寄稿レポート
- 短期の中銀スコープで回る市場 ~ 他に逃げた資金
- 実弾は売りの手を緩めず
- 相関係数
- ドミナンス年速15%の法則
短期の中銀スコープで回る市場 ~ 他に逃げた資金
おはようございます。
ビットコインは4万ドルを割りこみ、イーサは3,000ドル割れ。
今は市場も中銀動向のみをガン見して、「いつ利上げショックくるの?」と自らショックを起こしているような状況ですね。
確かに米中銀の2022年利上げ回数は4回を市場が織り込み始めており、ハイテク株(NasdaqやARKKなど)は派手に売り込まれています。
難易度上昇とビットコイン価格下落に挟まれて、さらに米株売りにやられているのはマイニング株。
HIVEなどは11月の高値から半値以下にたたき売られていますから、ビットコインを超えるボラティリティです。
そういえばビットコインはボラティリティが高すぎるから、、、という批判を出していた方達も、最近はめっきり減りました。
ビットコインの証拠金比率を2倍に制限するなら、ハイテク株の信用取引は停止にしないとツジツマが合わないですね。せめて私たちは、感情やメンツは脇に置いて、現場の数字を元に判断する選択をしていきたいものです。
で、QE終わりなの?という話ですが、単に資金が他へ逃げているだけのように見えるのは、私だけでしょうか?
チャート上段はWTI原油と、Base Metal(産業金属 ~銅・アルミ・亜鉛)の指標です。下段はビットコインとARKK。
本当に市場から資金が抜けるのなら、2020年の新型コロナショックのときのように、株式だろうと商品だろうと暗号通貨だろうと、まるごとたたき売られる状況になります。
今は、どちらかと言えば中銀の動向に影響を受けやすい市場が、自らショックを招いて売り込まれている(もしくはハイレバの買いが解消されている)という見方が自然かもしれません。
オミクロンも重傷者数は低位安定で使えそうにないし、あとは中銀の利上げ回数という1~2年の短期材料に絞った売買をしておけ。そんなイメージでしょうか。
1月26日には、またもやパウエル氏が発言をするのですが、その4時間ほど前にはカナダ中銀が声明を発表します。
QEの終了宣言を他国に先駆けて出したのはカナダ。いま振り返ってみれば、米国が「後からカナダを追いかけている」形になっています。
両社の声明がどのようなものであれ、「中銀」を材料に売り込んでくるのが今年のトレンドになるか、注目をしておきたいところです。
実弾は売りの手を緩めず
さてビットコイン、今は淡々と建玉動向を見ておきましょう。以下は前回1月17日のコメントとなります。
アセマネの建玉、信頼度を上げてしまいましたね。
直近のCME建玉レポート締日は2022年1月18日。前週からの変化を一通り確認してみましょう。
(公開はこちらまでとなります)
以上です。
なお、こちらの記事はビットコイン研究所さんより許可をいただき、ココスタのクリプト通信受講生の方にも配信をさせて頂いております。
なにか参考になりましたら幸いです。
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