マネ虎の転落劇場から我らトレーダーが学ぶべきこととは?

お前はクビだ!・・・トランプ氏ではないですが、「マネーの虎」という番組が大流行した時代があります。出演者の成功社長は有名人になり、そして今では「負債の虎」になっているという話。この転落劇場とトレードとに横たわるシンプルな共通点とは、どのようなものでしょうか?


破産劇の一部はこちら

トレードとは不思議なもので、少しでも自分がエライと思ったり、独りよがりな考えを当てはめようとすると、100倍くらいのしっぺ返しを食ってしまいます。

冷静な時なら、チャートが「倒れるぞー!」と掛け声を出してくれているのが聞こえます。

でも「自分こそ正しい」と爪の先ほどでも思った瞬間、耳も目も塞がれてしまい、頭の上に大木が降ってきてしまいます。ハイ、何度も経験しました。

だからこそ相場と取り組むときには、お金を目的にするより、自分のトレードプランや原理原則と自分とがズレていないかを地味にチェックしていく方が確実なのかもしれません。

人生は「欲しい」と思うものを遠ざけるようにできているようで、お金が欲しくなるとお金が去ってくという、面倒なパラドックスもあるようです。

はい、ココからはマネ虎との共通点。

成功して出演した方たちは、自分なりの方法や考え方で、「どうすれば事業を世の中に合わせることができるか?」と突き詰めて結果を出してきたのだと思います。

ところがテレビに出て世間からチヤホヤされてしまった。なにを言っても周りが「すごーい」という声ばかり聞こえるようになった。

そこできっと、「どうすれば偉大な自分の考えを、もっと世の中に理解させることができるのか?」という考えに変わってしまったのでしょうね。

相手中心から自分中心に変わってしまった。これって、「相場から100倍位のしっぺ返しを食ってしまう」ときと同じかもしれません。

だから私も常に自分に問いかけるようにしています。

  • 「倒れるぞー」の声は聞こえているかな?
  • ちゃんと記録しているかな?
  • 自分は2番、相場が1番になっているかな?

謙虚にいきたいものですね。ハッピー・トレーディング!!

 

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