値動きの幅は大きいのに、終わったら何も動いていなかったというのは、誰しも経験したことがあるかもしれませんね。そこで、ドル円のダマシが多い時間帯を調べてみました。
早速グラフに登場をしてもらいましょう。
これは、ドル円の値動きを30分毎に区切り、最大の値動き幅に対して、始値と終値が何%を占めているのかを調べたものです。
例えば、ドル円が100円でオープンし、101円でクローズしたとしましょう。
その期間の安値が95円、高値が105円だとすれば、値動きの最大幅は10円。これに対して現実の値動きであるオープンからクローズまでは1円ということになり、数値は(1/10=10%)ということになります。
これを時間帯別に区切り並べたものですね。
データーは全部で3467件ありますので、そこそこ分母は多いです。
こういう数値を使って値動きのクセを見ると面白いですね。
ちなみに、時間は日本に合わせています。
この中で突出しているのは、16:30であり、そこに値動きの「中身」がある傾向があるということですね。
逆に11:30からの動きはスカスカです。
こういう統計的なデータが、この先も同じ果実を与えてくれるという保障はないですが、それでも背景にある理由を突き詰めていくと、何が使えて何が使えないかということも把握できるようになります。
こういう地味な積み重ねも、無いよりはあったほうがプラスにはなるかもしれませんね。
ふと調べ物をしていたときに思いついたので、メモがてら記事でした。
ハッピー・ウィークエンド!
追伸:
2日前にフェイスブックへアップしていたCADは、綺麗に動いてくれました。
こちらは投稿していた時の図。
そして今のチャート・・・152pips下落して、今は新しいパターンが完成して反発上昇中です。
それにしても、米ドルに振り回されるマーケットですね。
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