取組高(OI)だけで売買の判別ができることもある

トレーディングの用語で、もっとも身近さのかけらも感じないもの。

それは「取組高」かもしれません。

英語ならOpen Interest・・・OI という略称の方に耳が慣れている方も多いでしょうね。

取組って何に取り組むの?高ってブロックでも積み上げるの?

自分もはじめて「取組高」と聞いたときには、正直そのように思いました。

「建玉残高」とかなら少しはわかりやすく感じますが、言葉は難しいですね。

もちろん売り(-1)と買い(+1)と二つのポジションが出会って「1」になる。だから「建玉残高」というと「2」になってしまうという考えも理解は出来るのですけどね。

このあたりが分かりやすい言葉に置き換わっていくと、投資・トレードを始める人も増えやすくなるかもしれません。

さて、この取組高の情報は無料で入手することができます。

代表的なのはCMEでしょうね。例えばゴールドなら、以下のサイトから日々の取組高を確認することができます。

CMEゴールド出来高・取組高

もし本格的に取引技術の向上を目指される方は、こちらに出ている数字を日々記録し続けることをオススメします

過去5日分だけは公開されているので、週に1回記録を続ければ大丈夫です。

※ 過去データは有料で提供されるようです

続けるうちに、「アレ?」と気づくことがあればラッキー。他の人が使っていない小さな優位性が見つかることもあります。

ぜひ試してみてくださいね~。

お知らせ:取組高を使った売買の判別方法をトレーディングカレッジにて配信しました

本日のトレーディングカレッジ動画講義(2019年12月28日)にて、ゴールドの売買判別を簡易的に行う方法を配信しました。

実はこの方法を見つけたのは今日なので、急いで受講生にシェアをしたものです。

自分も(記録しろと言った手前)CMEゴールドの取組高と出来高は、2年ほど手打ちで記録し続けています。

その数字をじーーーーーーーっと眺めていたとき、ふとひらめいて試してみました。

結果的に出てきた売買のポイントは、以下のようなもの。

ゴールドの売買判別方法についての講義
(2019年12月28日トレーディングカレッジ内「深読み」にて)

9/24 OI SELL 等と書いているポイントが該当します。

これ、本当に取組高しか使っていないんです。

5年前に分かっていたら、今頃もう少し楽が出来ていたのにと、正直なところ思いました。

もちろん単独指標なので他の指標も見る必要はありますが、それでも自分が間違った方向に飛び込むことは防いでくれそうです。

ちょっとした気付きがゲームを変えることもありますね。

↓ もしご興味ある方は、下のリンク先から受講を頂けます

トレーディングカレッジ (クリックでコース詳細へジャンプ)>

ハッピー・トレーディング!

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