‘画面に張り付いて取引することを卒業したいと思っていますが、良い方法はありますか?‘
‘5分足が好きなのですが、日足は見た方が良いのでしょうか?‘
セミナーや問合せフォーム等を通じて届く質問の中で、よく受け取るものが上の2つかもしれません。
20年前に外為取引を始めた頃、自分もまったく同じ事を思っていましたから、よく分かります。
そして上の疑問は、共通の不安から出てきています。
市場の構造が分からないので不安になる
人間は、理解できること・知っていることに対しては理性的に対処することができます。
逆に、得たいが知れないものには、生存本能が距離を保とうとし、不安というシグナルを発します。
お化け屋敷が怖い理由は、お化けが出るからではなく、次に何が起こるか分からないから怖いのです。
トレードも同じことが言えます。
目の前で動いている値段が「いつ・どこで・何に影響を受けて・どのくらい動くのか」が分からなければ、不安にもなるもの。
分からないから、画面の前から離れることができない。
分からないから、長い時間を保有することができない。
もちろん市場構造が分かった上で1分足やTickチャート、板・歩み値を見て稼ぐことを得意とする人も多くいますし、それは素晴らしいことです。
つまり冒頭の質問を翻訳すれば、「市場構造が分からないことに本能的な不安を感じている」ということになります。
とはいえ市場構造と4文字にまとめても、中身は多岐・膨大に分かれます。
ここでは、とっかかりとしてわかりやすい事例を考えてみます。
時間帯別プライスアクションの傾向を知る ~ 画面に張り付く前にすべきこと
使う時間足に関しては、「弁当を売るビジネス」を考えると分かりやすいかもしれません。
「売上げを伸ばす」ための方法を考えてみると、いろいろな選択肢が出てきます。絞り込むのは少し大変そうですね。
では逆に「これをやったら絶対に売れない」ことは何でしょう?
それは「誰も食欲が湧いてない時間に売ること」です。
どんなに素晴らしい弁当でも、夕方の4時に販売しても、さほど売れないですよね。つまり「腹が減ってない時間は弁当が売れない」という市場構造が有るわけです。
取引でも同じことが言えます。
もしデイトレードを選択するのなら、時間帯別のプライスアクションは知っておいて損にはならないかもしれません。
時間帯別プライスアクション無料講義
下グラフは、ドル円の時間帯別プライスアクションです。
もちろん「あくまで傾向」のデータです。
バックテストの期間も2019年7月から2020年5月と広く、夏時間も冬時間も混ざったまま。
それでも何となく傾向は把握できるかもしれません。
もちろんデータさえあれば、ドル円・ゴールド・ビットコイン・株式指数・コモディティ・原油 etc… 希望する銘柄で同じ分析をすることができます。
時間足も1分・5分から日足まで、希望のタイムフレームが使えます。
データの範囲も自分で選べば、夏時間限定や冬時間限定にもできます。
〇 無料で短期足データを入手する方法
〇 オープン・クローズの価格差を出す
〇 時間別の値動きグラフを作成する
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ぜひご活用ください。