ビットコインが「高すぎる」と感じるのは、あなたの脳が騙されているからかもしれない

こんにちは。最近、ビットコインが史上最高値を更新しましたね!

ここにきて、「もう高すぎて買えない」という声をよく聞きます。

実は、この「高すぎる」という感覚は、私たちの脳に組み込まれた認知バイアスが原因かもしれません。

今日はその理由と対策について、データを交えながらお話ししていきます。

なぜ人は常にビットコインを「高い」と感じるのか

私たちの脳は、将来の価値を過小評価するよう設計されています

これは生存本能として理にかなっていました。

なぜなら太古の時代、「今日の食べられる食料」は「明日の腐っているかもしれない食料」より確実に価値がありましたからね。

この本能が現代の投資では逆効果となります。

「9万ドルは高すぎる」と感じても、それが5万ドルに下がると今度は「5万ドルでも高い」と感じる。

なぜでしょう?その時には、もっと前の3万ドル時代を基準にしてしまい、永遠にループから抜け出せなくなってしまうからです。

👥 新規参入者の心理
💭 高すぎると感じる
⏳ 様子見
📈 さらなる上昇
😰 焦り
💸 高値掴み

※ このサイクルは一般的な投資家心理の例です

意外と現実的な「富裕層入り」への道のり

2050年の未来。その時点でビットコインの実質的な流通量は約1000万BTCと予測されています。

これを現在の富の分布パターンに当てはめると、驚くべき結論が見えてきます:

  • 上位1%に入るために必要な量:0.97 BTC
  • 富裕層(上位20%)に入るために必要な量:0.004 BTC

つまり、毎月5,000円程度(0.004 BTC)の積立投資でも、将来の富裕層入りのチケットが手に入る計算になるんです。

「たった5,000円?」と思われるかもしれません。でも、これこそが複利の魔法であり、もっと言えば人間の認知が直感的に理解できないから「魔法」と呼ばれるのです。

2050年のビットコイン富の分布予測
上位1%
必要額: 0.97 BTC
上位20%(富裕層)
必要額: 0.004 BTC
その他
※ パレートの法則と予測される流通量(約1000万BTC)に基づく試算
💡 ご存知ですか?
月々5,000円の積立投資で、
将来の富裕層入りチケットが手に入る可能性があります。

では具体的に、どうすれば始められる?

月5,000円を捻出する現実的な方法は、それほどむつかしくありません。

  1. スマホ代の見直し
    • 私の場合:iPhone+格安SIM=月額1,390円
    • 年間で約50,000円の節約に
  2. 保険の最適化
    • 必要な保障だけに絞り込む
    • 平均的な世帯で年間10万円以上の節約も
  3. 資産の守り方
    • ハードウェアウォレットの活用
    • 複数ウォレットでの分散保管

まとめ:投資の本質とは?

投資の成功は、大きな資金や特別なスキルよりも、自分の認知バイアスを理解し、それを逆手に取れるかどうかにかかっています。

Yahoo!知恵袋で「ビットコインの価値がわからない」という質問に大量の「いいね」がつく限り、まだまだ上昇の余地は十分にあります。

なぜなら、それは多くの人がまだビットコインの本質を理解していない証だからです。

投資は、必ずしも大きなお金がなければできないものではありません。

むしろ大切なのは、一歩を踏み出す勇気と、継続する力なのです。今日からでも、まずは小さな一歩を始めてみませんか?

*本記事は投資アドバイスではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!


本記事は、ココスタのトレーディングカレッジ(こちら)で配信された「佐々木徹のトレード通信」から書き起こしたものです。

続編では、以下のようなポイントを動画レクチャーにて配信いたしました。

  • ゴールドからの資金流出を完全吸収するビットコイン
  • 9万ドルからの市場は利確モード
  • キャッシュ&キャリー取引のリスク
  • ビットコインの期待値は7,000万円を超えている

またゴールド・為替・原油セクションでは、以下のようなトピックも取り上げました。

  • 大口が捻じ曲げるほど売り込むWTI原油
  • スイスフランとユーロスイスに見る、EURUSDリバウンドの兆し
  • ゴールドの下値はヘッジ売りの買い戻しで限定される

市場の原理原則を、現在進行中のマーケットで確認する「一度で2度美味しい」講義です。2024年ラストスパートの締めくくりにご活用いただけましたら幸いです。

それでは引き続き、ハッピー・トレーディング!!

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