ビットコインが示す「ドル離れ」の加速 – 次の価格ターゲットはどこだ?

ビットコイン愛好家のみなさん、こんにちは。

最近のビットコイン相場、どうなってるの?って思ってる人も多いんじゃないかと思います。実は今、とっても面白い状況になってきているんですよ。

そこで本日は、「ビットコイン週刊フォーキャスト Vol.15 (2025年4月16日)」で紹介した内容を少し覗き見してみましょう。

今週のビットコイン相場は「三段構え」

まず現在のビットコイン相場は、75,000ドル、90,000ドル、そして105,000ドルという「三段構え」のレンジを形成しています。

これってどういうことかというと、価格がこの3つの節目の間を行ったり来たりしている状態なんです。

実は今月の前半、4月7日にビットコインはちょっと怖い下落を見せました。

4月2日に米国の関税措置が発表されて、景気が減速するんじゃないかって不安から75,000ドル付近まで急落したんですよね。

「あ、また暴落が始まるのかな…」って思った人もいるかもしれませんね。

でも4月9日にトランプ大統領が「中国を除く国々への関税上乗せを90日間停止する」と発表したら、市場はすぐに反応!わずか1時間で5%も上昇して83,000ドル台を回復しました。

これって何を意味するかというと、ビットコインが政治や経済の動きにしっかり反応する「大人の資産」になってきたということなんです。昔みたいに「なんか分からないけど上がった、下がった」じゃなくなってきているとも、言えそうですね。

VIX指数ってなに?ビットコインにどう影響したの?

最近の相場で重要だったのが「VIX指数」の急上昇です。VIX指数というのは、簡単に言うと「市場の不安度」を表す指標です。これが高くなると「みんなが怖がってる」ということなんです。

たとえば、遊園地のジェットコースターに乗るときのドキドキ感を数値化したようなものと考えるとわかりやすいかもしれません。

このVIX指数が急上昇すると面白いことが起きます。投資の世界では「証拠金」という担保みたいなものが必要なんですが、VIXが上がるとその担保をもっと入れないといけなくなるんです。

「急に家賃が上がって、支払うために貯金を崩さないといけなくなった」みたいな感じですね。

そうなると、投資家たちは手持ちのビットコインなどを売って現金を作り、その証拠金に充てることになります。これが最近の下落の一因だったわけです。

でも、このVIXの上昇も落ち着いてきているので、ビットコインも安定してきています。

ハードマネーへの資金流入が過去最高って本当?

実はビットコインや金などの「ハードマネー」と呼ばれる資産への資金流入が、過去最高を記録しているんです。

ハードマネー」というと難しそうですが、簡単に言うと「印刷して増やせないお金」のことです。紙幣はいくらでも刷れますが、金やビットコインは簡単には増やせませんよね。

人々がこういったハードマネーに資金を移しているということは、「紙幣への信頼が薄れている」ということの表れかもしれません。

中国の金融緩和がビットコインを押し上げる?

ビットコイン週刊フォーキャスト Vol.15 (2025年4月16日) では、「中国の金融緩和がビットコインの上昇を後押しする」という分析をしました。

中国が第2四半期に金融緩和政策を強化するという報道があり、市場はこれを注視しているんですね。

これがなぜビットコインに影響するのかというと、中国が金融緩和すると、余った資金の行き場が必要になります。

さらに米国ドルの流動性が高まる中、ゴールドやユーロ、円などの「ドル定番の逃げ場」はもう一杯になりつつあるんです。

「満員電車で、もう乗れる車両がなくなってきた」みたいな状態ですね。

そうなると、次の行き先として「ビットコイン」が注目されるわけです。しかも国境という概念がないビットコインは、資金の移動がしやすいという特徴もあります。

今後のビットコイン相場はどうなる?

では、これからのビットコイン相場はどうなるのでしょうか?

週刊フォーキャストでは、VIX指数が再び高騰するような事態がなければ、ビットコイン価格は82,000ドルでサポートされやすいと予測しています。

そして9万ドルを突破できれば、次のターゲットは105,000ドルが視野に入るとのこと。

とはいえ、投資は自己責任ですし、こういった予測はあくまで「可能性の一つ」として捉えるべきでしょう。私自身も「こうなるはず!」とは断言できません。

というわけで

今回のビットコイン週刊フォーキャストでは、ただ単に「価格がどうなるか」という表面的な分析だけでなく、政治的な要因や市場構造、資金の流れなど、様々な視点から分析した内容が盛り込まれています。

私が気に入っているのは、この分析が「テクニカル分析だけに頼らない」という点です。チャートのパターンだけを見ていても、市場の本質は見えてきません。ビットコイン市場を動かしているのは、より大きな地政学的、経済的な要因なんです。

ビットコインに限らず、投資では「なぜそうなるのか」という本質を理解することが大切です。値動きだけを追いかけるのではなく、その背景にある要因を理解できると、より良い投資判断につながりますね。

この「ビットコイン週刊フォーキャスト」は、そういった本質的な理解を助けてくれる内容になっています。興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

それでは、また次回!

ココスタ運営:佐々木徹


追伸: 「ビットコイン週刊フォーキャスト」の購読は[こちら]からできますよ。月額15,000円で詳細な分析レポートが届きます。

リンク先では、過去の配信レポートの一部を無料で見ることもできますよ。公開期間は特に決めていないので、今のうちにチェックしておくとお得かもです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です