この表の読み方

ビットコインの月別アノマリーを調べると、たいてい全期間の平均が出てきます。たとえば11月は平均+41.3%で、一見すると最強の月です。

ところが中央値を見ると、+8.8%まで下がります。2013年11月の+450%という一度きりの暴騰が、平均を大きく押し上げているからです。

つまり平均だけを見ていると、「一回だけすごかった月」を「毎年強い月」と読み違えてしまうのですね。このページでは平均・中央値・勝率を並べて表示し、集計する年も自分で選べるようにしました。

※数値は2026年9月時点のものです。

期間を絞って比べる

相場の参加者は、10年前とはすっかり入れ替わっています。現物ETFが上場し、機関投資家のお金が入ってきた今の相場と、2013年の相場を同じ物差しで測るのは少し乱暴かもしれません。

「直近4年」「直近8年」のボタンや、開始年・終了年のプルダウンを使うと、今の市場に近い年だけを取り出して比べられます。終了年を「最新」にすると、今年すでに確定した月まで含めて集計します。

半減期サイクルで比べる

半減期とは、新しく発行されるビットコインの量が半分になるイベントのことです。およそ4年に一度やってきて、直近では2012年、2016年、2020年、2024年にありました。

「今年と同じサイクル」を選ぶと、半減期から同じ年数がたった年だけで集計します。2026年と同じ「半減期の2年後」にあたる2014年・2018年・2022年は、年間でそれぞれ-56.1%、-73.4%、-64.2%でした。

3回とも大きく下げた年です。今年の値動きがこのパターンに沿っているのか、それとも外れているのか。それを確かめる物差しとして使ってみてください。

計算方法とデータ

価格データは、2011年から営業を続ける老舗取引所Bitstampのビットコイン/米ドルの日足(UTC基準)です。月の騰落率は「月末の終値 ÷ 月初の始値 − 1」で計算しています。

データは毎日、日本時間の朝9時ごろに自動で更新されます。当月はまだ確定していないので「暫定」と表示し、平均などの集計からは外しています。取引所や締めの時刻の違いで、ほかのサイトの数字とは小数点以下がずれることがあります。

よくある質問

勝率とは何ですか?
選んだ期間のうち、その月がプラスで終わった年の割合です。「3勝1敗」のように実際の回数も併記しています。サンプルが少ないときは、数字の重みを割り引いて読んでください。
平均と中央値は、どちらを見ればいいですか?
両方を並べて見るのがおすすめです。平均と中央値が大きく離れている月は、一度きりの大相場に引っ張られている可能性が高いですね。

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