トレードと聞くと少し無機質な印象を受けませんか?
どうせリスクを取って取引するなら、単なる記号で終わらせるより、もう少し相手のことを知りたいものですね。
そこで、取引対象を(勝手に)擬人化して、(何となく)性格を言い表してみました。
ゴールド:
誰とでも仲良くするとともに、すべてに対して中立でいる没個性が個性
ポンド:
希望を持って入ってくる参加者を焼き尽くし、それを土壌に育つ焼き畑通貨
原油:
本当に実力のある奴以外は後ろに立つことを許さない、完全実力主義
ビットコイン:
冬眠したと見せかけてスクランブル発進する野生のヒグマ
ユーロ:
優等生の顔を見せながらボディーブローを入れるダマシ屋
どうでしょう?
イメージされていたのと近いですか?それとも遠い?カスリもしない?
それでいいんです。
ここで伝えたかったのは、すべての取引対象は異なった性格を持っているということです。
ですから、取引の戦略を立てるときも、それぞれの性格を織り込んでルートを決めてやる方が良いかもしれないですね。
たとえば本日は下のツイートを流しました。
よくありますよね、ドイツ銀行が不況に陥っているというニュース。
もちろん欧州の経済が弱くてマイナス金利である以上、銀行業が厳しいのは明らかですね。
ただ、こういうニュースは、通貨の性格を知った上で消化をする必要があります。
上に書いたユーロの性格と合わせて、考えてみて頂けると良いかなと思います。
では、こういうダマシが入りやすい通貨とは、どのように付き合えば良いのでしょうか?
本日の「深読みウィークリー」では、その対策を取り上げてみました。
下の動画は、配信講義の一部を公開したものです。
ただ、ダマシを回避するといっても特別な飛び道具を使う訳ではないです。
普段通り基本を積み上げていく流れであることに変わりは無く、最後の最後に隠し味的に「通貨の性格を活かす」ような考え方である点は、ご了承ください。
ですから、以下のツイートも今回の講義内で取り上げています。
ビットコインと書いていますが、すべての取引対象に影響が出ますね、これは。
もしファンダメンタルズから降りていって、取引参加者の偏り、金利との位置関係、関連するコモディティとの力関係などを絞り込んでいくアプローチにご興味のある方は、続編をご覧になってみてください。
【本編のタイトルなど】
01-ドル円ほかは米ドルの影響をモロかぶりするタイミングにあり-公開イントロ
02-レポ操作でバランスシート拡大のメッセージが市場を動かす
03-ゴールドは短期と中期参加者の意向が合致して底固め
04-戻りを待ちたいポンドと値動き幅が明確なドル円
05-ユーロとNZDの持たされたプレイヤーとオプション動向
06-戦場の後~原油07-まとめ&スケジュールの確認
合計で55分の動画講義となります。講義で使ったスライドメモ(PDF)もダウンロードできます。
※ この動画はココスタの「実戦トレーディングカレッジ」にて配信している動画講義となります。すでに受講されている方は、同じ動画となりますので、購入をされませぬよう、ご注意ください。
それでは、さっそく続きの講義を進めていきましょう。
https://direct.cocosta.jp/p/procom
実戦トレーディングカレッジ (過去のバックナンバー他多数のベネフィット)
https://note.mu/cocosta/n/n931dbe1729a5
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