記事を書いているのが5月6日、東京時間の2100。雇用統計の直前です。ちょっとドル円の動きがショート組に不利な形状になっているように見受けられましたので、簡単な分析をシェアしてみました。
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5月7日に追記:結果は?
雇用統計(NFP)の結果は雇用者数が事前の予想に届かないドル売り指標。発表直後にはそれを受けて米ドルが一時的に売り込まれたものの、結局はNYのクローズに向けて米ドルが買われ、ドル円もNFP発表時点より上げて終わりました。
上のチャートはNFP発表後の5分足ドル円。中間に引いているラインがNFP発表時点の値段です。
ドル売りの材料にも関わらず、ドルが買われています。こういうことがあるから、マーケットは怖いですね。
NFP直前に公開した動画(ページ冒頭)で説明した要素は3つあります。
- ドル円だけが米ドルを買っていない歪んた形
- 理由の一つは日本だけホリデーで市場が薄かった
- その歪みが修正されるならドル買いが狙われる可能性が高い
結果として想定通りの動きとなり、来週以降の狙いは明確になった感があります。
では指標がドル売りにも関わらず、ドル買いに相場が走ることが意味するのは?それを活用してトレードの戦略を作っていくには?
ご興味のある方は、こちらの講義でマーケット心理を削り出す方法を解説してありますので、学んでみてくださいね。
最後になりましたが、ゴールデンウィークも後半で一気に夏日和。読者の方も素晴らしい休日をお過ごしください。
ハッピー・トレーディング!