ビットコインのXデーは12月10日?CBOEでの取引開始まで残り4日となった今こそ、想定しておくべき値動きの可能性をまとめてみました。
※ ご注意:極めて偏った個人的な見解であることをご理解ください
※ 訂正:当初CMEと記載しておりました。こちらは18日の取引開始となります
大規模な売り(ビッグショート)が入る?短期ネガティブ
まず最初に考えられるシナリオは、いきなり大型の売りポジションが入るというものです。
これまで公設の取引所内でビットコインを借りて先売りするには、対象となる商品が無かったわけです。
もちろん個人がレバレッジ口座を開けて・・・というのは簡単ですが、法人となると規制の壁で入れなかった。
ビットコインの現物や指数商品(ETNなど)を顧客の求めに応じ、仲介として買ったりすることは出来ていたわけですが、いわゆる「ショートから入る」のは環境が整っていなかったわけですね。
それが12月10日以降に可能になるということで、市場では大型ショートが狙われているのではないかと噂が飛び交っています。
参考記事はこちら(Bloomberg英文)
つまり公設市場ができる=技術的に「ショート」が簡単になるという変化に注目したケースですね。
他の取引所も雪崩を打って取扱を開始する?中長期ポジティブ
取引所もビジネスです。利益を出して株主に答えなければ存在を続けられません。
ビットコイン取扱の要望が高まれば、扱わざるを得ないわけですね。
事実、10月31日にCMEはビットコイン取扱のリリースを出してから、同社の株価は56%も上昇をしました。
取引所にとって致命的に大切なのは、取引対象の魅力を伝えて新しい投資家に入ってきてもらい、頻繁に売買してもらうことです。
そのためにメディアを使って宣伝をしたり、告知の活動に力を注ぎます。ボーナス時期になると必ず金の積立が新聞の広告欄にも出ますよね。
ところが、そんな苦労をしなくても、向こうから勝手に顧客を連れてやってきてくれる「ビットコイン」という存在が降って湧いてきました。
これまで取引したことのない人までひっくるめて連れてきてくれる救世主=ビットコインという構図です。
Google検索の件数はすでにドル円もゴールドも超え、今やもっとも注目をされているビットコイン。取扱を始めない方が株主に対して説明責任が出てきてしまう始末です。
「いや規制が・・・」などと言っても、「じゃあ他の取引所の株に乗り換えるよ」と言われればジエンドな無情の世界。
今後、ますます多くの公設取引市場でビットコインの取扱は増えるでしょう。
そして一段落をしたら、次は差別化のために主要なアルトコインの取扱も増えるでしょう。
つまり、これまで既存アセットの中で回遊をしていたお金が押し寄せ、結果的に暗号通貨の価格には上昇圧力がかかるというもの。
一般的には取組高(Open Interest)が増えればコモディティの価格は上昇する傾向にあるので、こうした点では極めてポジティブな状況にあります。
プライバシー系のコインへ流れる?短期~中期
米国のビットコイン取引所であるコインベース社が税務当局との攻防の末、11月末に一部の顧客データを渡すことになりました。
このタイミングから、プライバシーを保ちやすいコインへと資金が流れる動きが少し見えています。
画像は、いわゆるプライバシー系のコイン価格を11月30日(縦の白い線)から比較してみたものです。
Monero(右下)は匿名通貨の代表で、IRSアナウンスの後に上げてきてますね。
Dash(左上)はそれまで上げ尽くしていたので、新たな上昇には繋がらなかったようです。
Zcash(右上)はアドレスから取引を検索できるという記事で流出気味もサポートに座っている状態。
Pivx(左下)はDASHからフォークしたPOS通貨ですが、メジャーな取引所に入っておらず知名度で苦戦中。
仮にCME上場でビットコインが短期的に売り叩かれた場合には、こうしたコインへと一時的に資金が流れる「可能性」も0ではないという考え方ですね。
まとめ
いろいろと書きましたが、結局は既存通貨から暗号通貨への流入は、本当に始まったばかりです。
ネットとビットコインのコミュニティから離れてみると、周りの人間関係でビットコインを触っている人は私の周りにも、ほぼ0です。
その入口の役割を果たすビットコインの役割は、当面変わりそうにありません。
最後にこちらの画像を。
これ、ビットコイン&ビットコインキャッシュを足した8月1日からの価格推移です。
※ 他の分岐コインは掘り方が違うので外してます
$3,200 → $13,200へとキッチリ1万ドル上昇。ここから売り向かうのは、ちょっと恐ろしいですね。
一つだけ言えるのは、お取引は計画的にということですね!