トレードで勝ち残ると決めたなら○○から始めよう

自分で稼いだ資金を「市場」という荒波に投じるとき、できるなら「勝ち残る」側で終わりたいとは、誰しもが思うことではないでしょうか?

ただ、そこに至る具体的な方法を知りたいと気ばかりが焦る経験は、私も含めて誰もが一度は経験する道かもしれませんね。

では本当に「勝ち」を残すと決意をしたなら、具体的なアクションとして何を最初にすべきなのでしょう?

それは、「取引の記録を残す」ということです。

簡単な話ですが、これを避けて通ることは絶対に出来ないというのが、自分の経験です。

例えば、2月から現在までの自分の取引ログは、こんな感じです。

地味な金額なのはご容赦ください。

下の方に日付が空欄のところがあるのは、オープンポジションです。

エクセルで価格をリアルタイムに更新するようにして、自分の資金がどのように動いているかを把握できるようにしています。

ではなぜ記録が必要かといえば、それはトレードの目的を間違えないためです。

トレードの目的を、誤解を恐れず書くのなら、それは「市場からお金を頂くこと」です。

それ以上でも、それ以下でもありません。

エントリーが下手くそな場所であろうと、一時期は巨万の含み益をもっていたポジションがマイナスに転落して原点で脱出しようと、関係ありません。

残るのは結果だけ。つまり先に公開した取引履歴にプラスが積まれていくのか、赤い字が増えていくのか。それだけです。

この記録を残していないと、勘違いをします。

理想的なエントリーをしたい。自分の読み通りに動いてもらいたい。

もちろん、そうなればベストです。

でもポジションは閉じなければ、何も確定しないんです。

だから自分はオープンポジションの価格が常に動くシートを使っています。

確定していない単なる数字でしかないと、自分に知らしめるためにね。

 

この記事を書いた理由

先日3月12日に講演をした際、何名かの熱心な受講生の方たちが来てくれていました。

そのうちのお一人は、2014年から熱心に学んでくれている方でした。

もう十分にスキルはお持ちで、最後にブレークする「きっかけ」を探されているようにも見えました。

もちろん取引の記録はすでに取られているかもしれません。

それでも、ひょっとすると「足下の何か」を見つめ直すことで、視界がひらけることもあるのかなと思い、自分のログも公開してみた次第です。

私でも出来たのですから、ぜひ勝ちを掴みに行ってもらいたいと思います。心から。

ハッピー・トレーディング!

 

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