命を救うため医療プロは「シグナル」を使う

「120の血圧」と「80の脈拍」。この数値だけで救急医療のプロは、運び込まれる患者の出血量をおよそ把握します。

現役で救急医療に勤務する受講生の方から、医療のプロも「シグナル」を使うと聞きました。一体どのようなものなのか?見ていってみましょう。

 

ショックインデックス・・・医療現場のプロが使う比率

救急の現場に勤務する方にとって、運ばれてくる患者さんの様態をスピーディーに判断することは、何よりも優先される技能。

そこで使われるのが、ショックインデックスという比率だそうです。

例えば二人の患者さんがいて、それぞれ下のような脈拍と血圧との組み合わせだとします。

  • 患者さん① 脈拍80・血圧120  (80/120 = 0.66)
  • 患者さん② 脈拍150・血圧70 (150 / 70 = 2.14)

出血の状況を素早く数値で判断するために、脈拍を血圧で割った比率を使うのだそうです。

例えば患者さん②の場合だと、2リットルを超える出血が想定されるとか。

「救急で働いていると、今から交通外傷で運ばれてくる患者さんが来ますと連絡がきます。その時に、上記のような脈拍と血圧を報告される時があります。報告を聞いた現場のプロたちは、その患者さんが、危機的な状況だと瞬時に判断できます。つまり、詳しい検査しなくても、身体の裏側がわかるわけです。」

医療の現場でも、クイックな判断を行うために「シグナル」が使われているのですね。

ちなみに、この受講生の方はOoniwaさん。過去に何度か記事で紹介した受講生の方です。

Ooniwaさん関連の記事

「L/ S ratio※1も同じですよね。チャートの表面には出ていない裏側の事象がわかるわけです。為替も同じですよね。どこで値段が反転するか絞り込む。ほんと、似てるんですよ。私がトーディングカレシッジ※2で、L/S ratioを学びたいと思った背景には、医療と為替は違う世界ではあるものの同じプロたちが使用しているものは必ず、使えるものであると、思ったからです。」

数値を使うことで表に出ていない裏側の事情を素早く把握することができる。

医療とトレードの関連は考えたこともありませんでしたが、どの世界でも数値を使うことで得られるベネフィットは、大きいようですね。

ハッピー・トレーディング!

 

<注釈>

※1 LSレシオ・・・積まれたポジションの偏りを示す数値・比率のこと

※2 トレーディングカレッジ・・・ココスタの実戦コース

 

<コース情報>

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