ビットコインを最後に寄り切った「曲線」とは?

ついにビットコインは覆われていた蓋を破り、上昇トレンドに転じる動きを見せてくれましたね。

ついに上方へブレイクしたBTC

この要因はいろいろあるのでしょうが、最後に寄り切ったのは「BLOCKFI」では無いだろうかと思っています。

これはBTCやETHを預け入れておけば、6%の金利が付くというサービス。

3月上旬にローンチをしてから申し込みが殺到していたものです。

この配当が出る最初の日が4月1日ということで、おそらく半信半疑で少額を入れていた人が本気になって預け入れを始めたのでしょう。

ただビットコインの値動きに振り回されると困るので、そこはリスクを回避しておきたい。

そこで将来の値段である先物市場を使い、現物を買うと当時に先の期日のBTCを同時に売っておく訳です。

そうすれば、値下がりリスクは負わずに金利だけを得ることができる。

だから、みんなが現物を買いに走ると同時に、先物を売りに行ったわけです(推測)。

すると現物(今)の値と、将来の価格がガンと開いた。

誰も意図してやったわけでは無いのに、将来の値を安くすることで、結果的に現在のビットコインを高くしてしまった。

いわゆる「逆ざや」とか「バックワーデーション」と呼ばれる、価格曲線の曲がり方を強くしてしまった訳です。

こうなると上昇のスパイラルに入ります。

今は、この曲線がナイフのように鋭くとがり、破れなかったレベルを貫通するための一つの材料になったのではないだろうか。

その突端を開いたのが、Blockfiのサービスなのでは無いだろうかと思いましたので、書いてみた次第です。

参考

今週のクリプト通信は、臨時で一日早く受講生に本日配信を行いました。

【週刊クリプト通信/月額3,500円】
https://direct.cocosta.jp/p/crypto-roundups

○ なぜバックワーデーションに入ると上昇のスパイラルに乗るのか?

○ メモリプールが詰まりが証明している今の状況

○ 今から取引するならどのような前提で臨むべきなのか?

○ 具体的に見るべき指標は?

などをまとめて配信しました。

ご興味のある方は、またご覧になってみてくださいね。

ハッピー・トレーディング!


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