しぶとく足元を切り上げるビットコイン、本日4月23日には節目5500ドルを突破してきました。
簡単に状況だけ確認をしておきましょう。
少し引いて全体像を見てやると、他のリスクアセットも堅調に上昇をしていることが分かります。
特に米国と中国の株式市場は、時折調整を入れながら上昇一直線です。
さらに原油に関しては、昨日、米国からリビアへの制裁継続の報を受けて上昇の速度が上がっている状態。
ビットコインだけ取り残されている状況にあることも確認ができます。
ではファンド筋は何をやっているのかというと、CMEでは売りのポジションを拡大させています。
この状況だけ見れば、仮に(仮にですが)BTCが急落した6000のレベルを復活してくるようになると買い戻しを余儀なくされそうですね。
あとはツイッターでコインチェックさん(@btc_dakara)から頂いた、現金の流通量とSP500との比較からヒントを得て投稿したのがこちら。
米国のFedが緩和に舵を切っている今、世界は現金流通であふれかえっています。
ビットコインの値が上がらなくても、法定通貨の価値が希釈化すれば表面上の「値段」は上昇する展開もあり得ますね。
もちろん他にも要素はいくつもありますが、少なくともポジティブな状況に変わりつつあるのは市場参加者の共通認識かもしれません。
頑張ってもらいたいものです。
ハッピー・トレーディング!