相場はスマートな機関投資家が仕込むことで始まり、最後に大衆が買ってトレンドは終わる。
こんなストーリーを聞くことがありますが、「本当なの」と思うことはありませんか?
機関投資家といっても千差万別。
同じ銘柄を同じポイントで仕込むというのも、少し現実離れしたように聞こえる方もいると思います。
実際のところ、プレイヤーの移り変わりを見ると、現実は少し違うことに気づくことができます。
どちらかと言えば、相場の立ち上がりは、間違いに気づいたプレイヤーがポジションを切ることから始まります。
そして徐々にトレンドらしき動きが形成され、もう切るポジションが残っていない局面まで進むと、そこで「さらに行く」とラストプレイヤーが飛び乗ったところで終わります。
では次の相場は、どうやって始まるのでしょう?
そう、最後に飛び乗ったプレイヤーが間違いに気づき、ポジションを切ることから始まるのです。
なんとも切ない話ですが、これも一つの現実です。
こういう舞台裏が見えていれば、「今、ここで自分が取るべきポジションは?」という問いに対しての間違いを減らすことができるかもしれません。
今週の「トレーディングカレッジ」では、現在進行形の原油市場から、上記を読み解いていく一連の流れを60分の動画にて配信しました。
内部の動向をチャートの動きと重ねていくことで、相場の最終局面や立ち上がりのポイントを把握する方法です。
一度覚えてしまえば、あとは他の市場でも共通して使える考え方ですね。
今週のトレーディングカレッジ投稿講義
- 原油相場の立ち上がりと終わりのプレイヤー
- 切り上がるゴールドの水準と買わされたポジション
- 狙い目のドルストレート通貨ペア
- 比較的分かりやすいチャンスを見せている通貨ペア
- FOMCに向けた攻防戦
ほか60分の動画講義です。
新しい武器を手に入れたい方には、とても良い実地市場の振り返りでした。
実戦トレーディングカレッジ ~ 勝ち続ける現役プロ2名の実戦取引から「今の」市場を学び、トレードの悩みに終止符を打つ。
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今週も、楽しんでいきましょう。
ハッピー・トレーディング!