値段が上がるか下がるかを正確に当てられる人がいるなら、世の中から「相場」は消えて無くなるかもしれませんね。
なぜなら、「その人」には誰も勝てないと分かった時点で、ベストな取引戦略は、「その人の反対側に立たないこと」になってしまうからです。
つまり「誰もが分からない」という状態があってこそ、成り立つのが相場ということですね。
では値段を正確に予測することができないのに、相場で勝つことはできるのでしょうか?
もしヒントがあるとするなら、それは「時間」かもしれませんね。タイミングと言い換えてもいいでしょう。
市場参加者の多くが集う時間・イベントなどは、ボラティリティ(値幅)が大きくなりがちです。
そう、市場が動く日時は、事前に決まっているんです。
過去に私自身が相場で苦労した事例の一つに、動かない時間にポジションを取ってしまったというものがあります。
ポジションを立てるにもコストが発生しますから、建値で出ても資金ロス。そういうヘマを積み重ねるとダメージが蓄積してしまいますね。
ですから週の初めにでも、自分が取引する対象に影響のあるイベントの時間は、全部書き出しておくと良いです。
忘れることがあるなら、携帯電話のアラームに入れておくとかもありでしょう。
こういう地味~なことを続けていると、他の人が目を離しているときに効率の良いポジションが取れることもあります。
継続は力なりですね。
さて本日は「週刊クリプト通信」の講義を配信しました。
ビットコインの値動きも100%正確に予見することは出来なくても、それが動く時期は特定することができます。
あとは市場参加者の体力を測る数字があるので、それを使ってビットコインの着地点候補を割り出してみました。
このあたりは、横軸(時間)と組み合わせることで、パワーがアップしますね。
今週のクリプト通信講義で学べること
vol.98 射程圏内にターゲットを捉えているビットコイン×月末の攻防(2019年7月24日)
- CMEの取組高から市場の希望する着地点を割り出してみる
- 今のビットコイン市場を支えているもの
- どの時間軸で考えるかで正解は変わる
- インプライド・ボラティリティから算出した日足・週足の着地点
- 国内取引所のポジション動向から走るポイントを割り出す
https://direct.cocosta.jp/courses/256752/lectures/11089421
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https://direct.cocosta.jp/p/crypto-roundups
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今週も楽しんでいきましょう。ハッピー・トレーディング!