ビットコインの価格が堅調に推移をしていますね。
一度は14000を伺うところまで上昇をしたものの下落。
最初の上値トライはTetherの連続発行などで、少し無理のある上昇を続けていたこともあり、高値維持に失敗。
1万ドルを割るところまで下落をしたのち、ダブルボトムを形成して再度 12,000 USDをトライするところまで上昇を続けています。
この上昇、ホドラーにとってはありがたい話なわけですが、トレーディングをしている人にとっては少し厄介な状況を含んでいます。
さほど上昇をする材料がないにも関わらず、ジリジリと上がる。
売りのポジションが溜まっているわけではないのに、じわじわと抵抗帯が突破されていく。
何か違和感を感じるような上昇かもしれませんね。
おそらく原因の一つは、外部の市場から資金が流入をしていることが挙げられるかもしれません。
既存の市場を見回せば、各国はマイナス金利に向かってまっしぐらに金融緩和。
また長短金利スプレッドを見ても、市場がリスクに敏感になっていることも分かります。
また、この1年間でもっともGoogleトレンドでの「Bitcoin」検索件数を伸ばしているのはイラン、米国の制裁対象の国ですね。
米ドルの利用が制限されるため、代替え手段として規制の外側にあるビットコインが消去法的に選ばれているのかもしれません。
つまり、今は外部からの実弾が入ってきている状況であり、参加者が固定されているレンジ相場とは少し違ったアプローチが必要になっている局面であるとも言えます。
それにしても、14,000USDを超えることになれば、最高値の更新も現実味を帯びてきますね。
ビットコイン今後の動きは、取引をしていない人も見ておいて損はないかもしれません。
さて、本日8月7日の「週刊クリプト通信」では、今のように、ある意味でトリッキーな相場環境を乗り切るためのコツをいくつか配信しています。
- ビットコイン市場外からの実弾流入を確認するのか
- 今の上昇を引き起こしている外部環境と数字
- 相場主導ではない相場
- 注目をしておくべき日時とイベント
https://direct.cocosta.jp/p/crypto-roundups/
夏も本番、ビットコインも本気の上昇を見せてくれるか楽しみですね。
ハッピー・トレーディング!