ビットコインが2段階上昇へと入りうる理由~ビットコインを9450ドルで支えた採掘原価を振り返る(2019年9月4日配信)

「不死鳥のように蘇る」のがビットコインの得意技というのであれば、9月1日から始まった上昇ラリーは、まさにそのような気配を感じさせるものかもしれません。

本日(9月4日)はBitMexの創業者であるAuthurHays氏のツイートを見かけた人も多いのではないでしょうか。

ビットコイン2万ドルまでストレートにいく!という内容です。その通り進んでくれると、また市場は盛り上がりそうですね。

さて今回のビットコイン上昇ラリー、今までと大きく局面が異なるのは、ここです。

そう、マイニング(採掘)原価です。

ビットコインは一日あたり、約1800BTC が新たに掘り出されます。

その多くは市場で売却されるため、恒常的かつ重たい売り圧力となります。

この圧力は、投機の売り買いポジションとは比較にならないほどパンチ力のあるものです。なぜなら、、、

ポジションが消えるから

です。

本編の冒頭で少し時間を取って、これについては説明しています。

さて、現時点での「およその採掘原価」が分かれば、その売り圧力が発生する価格レベルは、およそ特定をすることができます。

あわせて、次回のマイニング難易度も予測値が出ていますから、9月14日以降の原価レベルも分かります。

2019年9月のビットコイン市場は、この採掘原価が大きなカギを握っています。

そこで、今回のクリプト通信では以下のようなポイントを数字からまとめてみました。

現在と9月14日からの予測採掘原価レベルを確認
市場参加者は売り持ちか買い持ちか?
外部の環境:金利市場に現れている明らかな異変
ビットコインの切り上がるサポートレベル
大口の仕込み動向を知る複数の方法

また、先日は以下のツイートも流しています。

オプション市場のボラティリティですね。

ここにも「底打ち」の可能性を示唆するアクションが出ていました。

本編で「どう使うのか?」を簡単に説明しています。誰でも見ることのできる指標なので、参考にしてみてくださいね。

ではまずイントロダクションの動画講義からどうぞ。

ビットコインを9450ドルで支えた採掘原価を振り返る~2段階上昇へと入りうる理由ほか(2019年9月4日配信分)

02-なぜ採掘されたビットコインの売り圧力は影響力が強いのか

03 – マイナス金利市場から逃れる資金

04. オプションの動向からビットコインが閉じ込められるレンジを特定しておく

05. 相場を仕掛けているポジションの動きを理解しておく他

イントロ動画を含め、全部で56分14秒となります。

俯瞰的に市場を捉えるアプローチにご興味のある方は、ぜひ続きをご覧になってみてください。

それでは、さっそく進めていきましょう!



今週も、楽しんでいきましょう!

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