こんにちは。2020年も、はや残り10日となりました。師走、、、というには外出自粛な年末ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて年末年始の恒例行事といえば、フラッシュクラッシュですね。
2019年末に書いた「令和の大相場TOP5ランキング」でも、No1にはフラッシュクラッシュが上がっていました。正月の寝起きを襲ったドル円急落でしたね。
参考記事:
さて、本日2020年12月21日も年末らしいフラッシュクラッシュがちらほらと見えておりましたので、こちらで軽くまとめてみたいと思います。
フラッシュクラッシュNo.1:シルバー
いや一番凶悪だったのはシルバーですね。上は3分足のチャートなのですが、最後に26.4->25までのドン下げに要した時間はローソク3本、10分間です。
なぜ凶悪かというとですね、本日月曜の朝には9000億円の追加緩和が発表されていたのです。
「米議会指導部、9000億ドルの追加経済対策で合意=上院共和トップ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/aff821721c3508032f19fd244dd1d7e8c4075d3e
この報道を受けてシルバーは一気に上昇。26ドル台を素通りして27.4まで到達します。
そこからジワジワと売りが始まり、最後はドン下げ。トップからボトムまで8.8%の下落となりました。
ドル円を100円とすれば、一日で8.8円の下落です。やってくれますね。
12月15日〆の建玉動向では、シルバーに個人のロングが殺到。一方で大口は手を引いている状況が確認されていました。
なので自分自身は、午前中の財政ヘッドラインで27からシルバーをショート。ところが27を超えて担がれてしまい、原点でOUT。画面から離れて戻ってきたらドン下げのチャートだけ残っていたというオチです。
なかなか上手くいかないですね。修行が足りません。
そんな私の下手なポジショニングをあざ笑うように動いてくれたシルバーが、強い印象に残った本日でした。
ポンド
ポンドはフラッシュクラッシュというよりも、クリスマス前のロックダウンという気持ちを萎えさせる動きに執拗な売りを浴びせられたというイメージでした。
こちらは日本時間の15時頃から断続的に売られ、ワンサイドの下げで1.28%の下落となりました。
ドル円が100円なら、1円28銭の動きですね。
ポンドは前の週にBrexitの着地点がとりあえず確定したということで大きく買われていました。
買いの玉が少し溜まり気味であったことも、下落を大きくさせた要因かもしれませんね。
他にもいくつかのペアで興味深い動きがあったので、こちらに貼っておきます。
少しだけ気になるのは、ビットコインでしょうか?
他のアセットが下落を終えて上昇基調に戻っているのに対し、さらにLowを下堀しています。
こんなツイートもいたしました。ちょっとだけ告知を兼ねて。
ツール出展:ビットコインの買い場を「たった1つの数字」で特定する方法
https://direct.cocosta.jp/p/bitcoin-dip-buying
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年末は不規則・不明瞭・意味不明な値動きが頻発します。
くれぐれもリスク管理は怠りなく、良い年末をお迎えください。
それでは、ハッピー・トレーディング!