ドル円 管理人が機関投資家なら、、

ドル円が100円を少し切る所で反落をしました。なぜこの地点で反応しているのか?この先、プライスアクションが活発になるポイントはどこなのか?管理人が機関投資家なら何を狙うかをシミュレーションしてみます。下のチャートはドル円の週足にフィボナッチのリトレースメントを引いてみたものです。

ドル円週足すると、長期的に下落相場であったドル円の戻しの主要ポイントである50%と、100円のサイコロジカルが重なった所で反落をしたことがわかります。

(図の中の青い水平実線がそれぞれ、下から38.2%、50%、61.8%の戻し地点です)

長期的な相場を見ていれば、100円近隣まで相場が上がってきた時、「そろそろ売り手が強くなる場所だ」とわかるので、それに応じた戦略を作ることができます。

さて仮にこの100円近隣で売りのポジションを作ったトレーダーは、どのあたりを利食いのターゲットにしてくるのでしょうか?

日足のチャートで見てみましょう。

ドル円日足すると、ロング側が強くなりそうな場所に幾つか候補が見えてきます。

一つはローソクチャートの形状からサポートゾーンが見える93円近辺。もう一つはフィボナッチとサイコロジカルが重なる90円近辺です。

仮に私が機関投資家で99円にてショートのストップエントリーをしたなら、ストップは100円直上に置きます。

この場合、93円で利食いが出来れば十分な報酬比率を獲得することができるため、余裕を持って93.15~25近隣で手仕舞いをしようと考えます。

逆に相場が100円を即座に突き抜けてくる場合は、一度ロスを確定させた後、100円のブレークでストップを巻き込み吹き上がる相場を走らせ、あとは100円への戻しを辛抱強く待って、ロングでのエントリーを狙っていきます。

つまり、、、

相場をテクニカルで分析するためには、「自分が機関投資家だったら、どうする?」と考えて戦略を組むと、いろいろな事が見えてくることがわかります。

それを実行するためには、基本的なプライスアクションを知り、それをチャートに当てはめて自分なりの解釈ができる知識を身につける必要があります。

管理人制作のプライスアクションを活用した教材では、このあたりを実践的にわかりやすく動画で説明をしています。案内ページ内にも無料で役に立つ情報を載せていますので、お見逃しなく!

それでは、Happy Trading!

 

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