24時間トレードできるのがFXの魅力の一つ。でもその中で収益を上げやすい時間は決まっています。収益を上げるには値動きにある程度のエネルギーが必要ですが、値動きのはっきりした時間帯は決まっているのです。
トレードで高い収益率を目指すために最も必要なこと。それは、「相場が動いているか?」という点です。どんな天才トレーダーでも動きの無い相場では何もさせてもらえません。
では具体的に、「相場が動いている時間」がいつなのかといえば、それはロンドン市場が取引をしている時間帯ということになります。
実際に為替相場の値段に一番強い影響力を与えているのは、ロンドンの機関投資家。つまり「サラリーマン・投資家」なのです。
彼らも人の子、朝8時頃から出勤して、夕方の5時には家に帰り、また金曜夕方には週末の準備で昼過ぎからは帰り支度を始めます。
つまり、こうした「勤め人トレーダー」のライフスタイルに合わせた時間帯を選ぶ事で、比較的値動きがハッキリしたトレードに入ることが出来るわけです。
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上の図はユーロドルの一時間足チャートで、シャドーが載っているのはロンドン市場以外の時間帯です。明らかに動きの大きさが違いますね。
ロンドン以外の時間帯は動きが弱いということが分かります。そして相場に動きが無ければ、取れる戦略の選択肢は確実に少なくなります。つまり、この時間帯は「負ける可能性が高い」のです。
■個人投資家最大の武器
機関投資家には無く、個人トレーダーのみが持っている最大の武器は、「トレードをしない自由」です。
サラリーマン・トレーダーは相場が動いていようとなかろうと、チャンスを見つけて利益を絞り出す必要がある一方で、個人トレーダーは気に入らない相場と付き合う必要はないのです。
売られすぎ・買われ過ぎを示すインジケーターを使ったゾーン取引など、報酬比率と取引コスト比率を計算すれば、どれだけ不利なのかは一発で分かります。
勝ち組トレーダーに共通しているのは、得意な時間帯、通貨ペアを絞り込み、それ以外は「トレードしない」ことを徹底している点です。
つまり、「いかに稼ぐか?」ではなく、「いかに負けトレードにエントリしないか?」という点に焦点を合わせている事です。
個人トレーダーが持つ「トレードしない自由」は、実のところ資金を失わない特効薬の一つでもあります。
こんにちは。
取引時間を意識することが重要なのは解るのですが、ロンドン時間内に完結する短い足のトレードではなくて、例えば4時間足や日足から入る長めのトレードの場合は私の中では今ひとつピンときません。
よろしければその辺りの捉え方を教えて下さい。
こちらは、時間足をどのように組み合わせて相場の向きを確認していくか?という技術になります。「迷いが晴れるトレーディングガイド」 にて、この向きを知る方法を紹介しておりますので、こちらのビデオをおすすめさせて頂きます。