実際にForexで勝ち組に入る人はどの程度いるのでしょうか?NASAA (North American Securities Administrators Association) がデイトレ口座を調べた数字を見てみると、勝ち口座は全体の・・・
なんと11.5%のみ!!レポートを読む(英語)
- 70%の口座は預け入れた全金額を失った。
- 引き分けの約2割の実態は、一か八かの1回トレードで勝ちの半分以上(中には9割)を出し負けを相殺して引き分け。(つまり伸るか反るかが外れたら7割の全ロスに一直線)
- 負けトレードのポジション保有平均期間9.53日に対し、勝ちトレードは4.52日。つまり勝ちは早く確定し、負けは2倍の期間を我慢。
実際に勝ち組へ入るのが簡単では無いことが見て取れます。私も何を隠そう、3回証拠金口座を吹き飛ばしました。
この数字から見て取れる現実は、FOREXという相場を通して、欲と恐怖でトレードする素人から、相場のルールを理解して事前に計画を立てて望むプロにお金が流れているという事実です。
7割が口座の全額を無くしていれば、負ける側の人が枯渇すると思いますか?なぜトレード会社が「最新の無料分析ツールで勝率up!」とアピールしたり、「寝ているだけで・・」という本が氾濫すると思いますか?すべては素人のトレード参加者を増やす為です。逆に考えれば、負組素人はどんどん入れ替わる反対に、勝ち組は殆ど変わっていないとうことです。
相場はゼロサムゲームで、勝ち組の総所得=負け組みの総ロス金額-ブローカーの手数料です。相場に参加する前に、この事実を自分の中でしっかりと認識をしておく必要があります。
FOREXが嫌になりましたか?それとも努力をして1割の勝ち組に入ろうと思いましたか?それとも、この事実を無視して相場に飛び込もうと思いますか?すべては読者の判断です。
私が目指しているのは、多くの人が共通して陥る相場の罠をお伝えし、プロのトレーダーが意思決定の手がかりにしている材料を提供することで、7割の負け組に入る人を少しでも減らし、勝組に入るまでの時間を少しでも短くする事です。