本日9月7日はフォレックス指標の中でも一番大きなインパクトを市場に与える米国非農業部門の雇用統計(NFP)発表がありましたので、このレビューと来週の相場分析をやってみました。
毎月第一週目の金曜日に発表されるNFPは指標の中でも最大のインパクトを持ち、翌週以降の相場方向を決める決定打となることがあります。そして今回は8月のポジティブな指標に対しドル売りを誘うネガティブな数字が発表され、米ドルは売られることになりました。
この発表の前に、米ドルの相場自体は綺麗にハーモニック形状を作り、反落を示唆していました。指標が出る前に、すでに相場は反落を教えてくれていたのです。
こうした相場が出すサインを見逃さず自分のトレード戦略に活かすことが出来れば、他の相場参加者より一歩早くエントリーして、一歩早く利食いをすることができます。そして相場では「一歩」の違いが勝ち負けを決めてしまいます。
具体的に相場の方向を確認し、プライスアクションを活用したトレード戦略を立てる方法を「迷いが晴れるトレーディングガイド」で説明しています。