ドル円が節目の100円を抜け、クロス円ペアのトレードが視野に入ってきました。直近ではフラン円が注目です。
ドル円100円のポイントはプライスアクションが顕著なゾロ目数値であるだけでなく、動画の中で説明をしているように、長期的なフィボナッチの戻し50%のレベルでもありました。 そのために一度100円を抜いた後でもみ合いに入っていましたが、最終的にその場所を抜いてきました。 一転して他の主要ペアを見ると、ユーロドルのようにドル買いへ向かっている通貨がある一方、ポンドやフランのように、ドルを売っている通貨もいます。 こういう時は、強い通貨を選んで円絡みペアを選択する方法もあり、動画ではフラン円を実例にトレード戦略例を作ってみました。
このペアは実在しない掛け算通貨ですが、それでもテクニカルが使えるのが相場の不思議なところです。 円絡みと聞くと、日本ではポンド円やカナダ円などのペア、外債でよく聞くブラジルのレアルや南アフリカのランドがありますが、円とそれらの通貨が直接取引をすることはありません。必ず間には米ドルが絡みます。あまり知られていないかもしれませんが、【円絡みペアは投機ペア】です。
動画で説明しているフラン円もいわゆる投機ペアですが、組み立ての元はドル円とドルフランです。その2つのペアが今はうまくシンクロした動きを見せているので、フラン円も動きがはっきりしています。 このように、クロス円は掛け算されているもとのペアをフォローする必要があるので、ある程度のトレード経験がある方に適したペアだということができます。
詳しくは【迷いが晴れるトレーディングガイド】で説明をしていますので、クロス円も視野に入れてトレードプランを検討されたい方は、ぜひ視聴してトレードペアの選択肢を増やしてくださいね。
それでは今週もHappy Trading ❢