順調に伸ばしている日経平均ですが、17,000円に到達すると同時に反落を示唆する2つのハーモニックパターンが完成します。キリの良い値段も参加者を引きつける導火線となり、明確なプライスアクションが起こりそうです。
日経平均7年ぶりに17,000円を回復!?
チャートが17,000円をヒットすると、新聞やニュースが大きく書き立てます。確実に視聴者・読者が集まりますからね。そうすると、普段は株式に興味のない人でも参加をしてみようかと腰を上げ、参加者が増えてプライスアクションが活発になります。
ところが一方で、2007年の6月を起点としたハーモニックパターンが17,000円で完成、さらには2013年5月を起点とするパターンも同じく17,000円で完成するのです。詳しくは分析動画に譲りますが、17,000円でハーモニックパターンが2つコンボ出現して、両者とも綺麗な反落パターンを完成させます。
既に一度反落している相場
なぜここまでハッキリ言えるか?今年5月20日の週に日経平均は15,978円を付けて反落していますが、その反転地点は17,000円で完成する形状の近似パターンで、15,872円が完成地点だったのです。ただ問題は、パターンの精度がそれほど高くなかったのです。
ところが、そんな中途半端なパターンでも12,000円ロウまで3,500円以上の下落に繋がりました。その本来のパターンが17,000円で完成するので、ちょっと背筋が寒くなっていたりするのです。
PRZ(潜在的反転地帯)が見えるメリット
とはいうものの、実際の値動きは相場に決めてもらうしかありませんww。今から考えられるシナリオは以下の3つです。
- 17,000円に到達しない
- 17,000円で反落する
- 17,000円をブレークして上に抜ける
1の到達しない場合にはトレードチャンスは生まれません。
2の場合はPRZでリバーサルが可能です。
大切なのは3番で、17,000円を抜けて相場が吹き上がってしまった場合です。実はこうした場合でも値段の範囲が区切られている高精度PRZはトレードチャンスとして活用することができます。明確なサポート・レジスタンスとして作用するものなので、ここまで言えばトレード経験のある方には使い方がわかって頂けると思います。
ハーモニックパターン講義内容追加のお知らせ
「ハーモニックパターン・勝てる場所が見える」、本日8月26日に以下の講義内容を追加しました。
トレードの手法は日進月歩ですので、何か新しく提供できる考え方や手法などが出てきたら、都度で追加を行っていきます。
8月25日・・・【RSIダイバージェンス活用方法シリーズ】
- ダイバージェンス定義と市場参加者の認知
- RSIピークが成立する条件
- ダイバージェンスの基準点を見つける
- ハーモニックパターン内、どこで見つけるか?
- ダイバージェンス主役は中位チャート
- 上位時間足でダイバージェンス発生位置を把握
- 下位チャートで早いエントリー
- まとめ
それでは、Happy Learning !!