ドル円は今年の1月後半以降、レンジ相場に捕われています。トレードチャンスを見つけづらいトンネル相場ですが、ボリンジャーバンドからは次の大きな値動きの可能性が見えてきたのでシェアをしてみます。
ボリンジャーバンドが見せる画
ボリンジャーバンドは相場の勢いをローソクチャート上に載せて視覚的に表示するツールで、値動きが小さい期間が続けば続くほど上下バンド間の幅が小さくなってくるのですが、バンド縮小の後には大きな値動きを引き起こす習性があります。
ドル円の週足チャートにボリンジャーバンドを表示してみると、今の相場を挟むバンド幅が小さくトンネルのように収縮していることがわかります。
視覚的に分かりやすくするため、チャート下サブ画面でバンド幅を数値化して表示するインジケーターを出していますが、直近の0.019はチャート左限2001年から一番小さな数値です。つまりバンド幅は2001年から最小となっており、収縮も最大レベルです。
ということは、ドル円がレンジを抜けてきた後は2001年以降で一番強い値動きを引き起こす可能性があるわけです。
モメンタムの大きな大型相場が始まった時に大切なのは、日足レベルでプライスターゲットを見つけておくことです。こうした時に確実な場所を示してくれる方法があります。
明確な着地候補を示しているハーモニックパターン
実はドル円の日足チャートには、上と下に抜けたそれぞれの場合の明確なハーモニックパターンの完成着地点が見えています。抜ける方向が上か下かは相場に決めてもらうしかありませんが、抜けた後の着地点候補は見つける手段があるということですね。
このドル円相場分析は「ハーモニックパターン・勝つ場所が見える」に追加をしています。
それでは、Happy Summer Vacation !!