中期と長期のチャートがバラバラな方向を見せているとき、正しくエントリーを見つけ、適正な場所にストップを置くにはどうしたら良いのか?受講生質問に回答する追加レクチャーを本日作成しアップしました。
受講生質問:日足で大きめの範囲で見ると明らかに下げ方向、しかし範囲を小さくするとトレンドが上昇を始めている場合はどう判断されるのでしょうか?大きく見るとトレンド転換が判断できるほど戻してないのに、小さく見るとhigher-highもlower-highも更新しているという、最近のEURUSDみたいな状態です。大きな範囲で判断するとあっさりとストップアウトしてしまう気がしますが、小さな範囲ではトレンドに逆らってる気がして困っています。宜しくお願いします。
質問された受講生の方の素晴らしいところは、ご自身が迷っている問題をきちんと言葉に置き換え、分からない点を事例をもとに絞り込んでいる点です。おそらく質問される時点で、かなり整理されているものだと思います。
そこで、計20分の動画講義を本日作成し、Udemyの受講コース内にアップしました。
長期と中期のチャートが異なる方向を示している場合、特に大切になるのは、それぞれの時間足が持つ役割を明確にした上で分析を始めることです。
長期で方向を確認し、中期でサポート・レジスタンスを特定、短期でタイミングを計りエントリーをしていくわけですが、現在のEUR/USDを事例に取れば、大型のハーモニックパターンが日足・4時間足レベルで完成をしているので、あとは短期のチャートをどのように処理していくかというところに問題は特定されます。
特に短期(1時間足以下)では、相場のスピードと方向が急変する時間帯が決まっています。
回答1の動画で、その時間帯にペアがサポート・レジスタンスに対している場所を踏まえ、ロンドンのプロトレーダーが狙うポイントを説明しています。
またサポート・レジスタンスの場所をハーモニックで小さな範囲に特定をしたあとは、目標値とストップの場所を決めていく作業に移ります。この場所を決めるときに、十分な報酬比率が取れなければ戦略を捨てることも必要になるのですが、ロット分割の技術を使うことで、全体として高い報酬比率を出せる可能性が高まります。
回答2の動画では、EUR/USDのペアを事例にロットとターゲットを分割で設定する方法を具体的に説明しています。
講義詳細は、こちら。
▼ ハーモニックパターン・完全版
http://direct.cocosta.jp/courses/harmonicpattern/
▼ アップロードした講義の場所
それでは、ハッピー・ハーモニック!