仮面ライダーからボブサップまでビーストの名がつく「ケダモノ」はいくつもあれど、ことFXに関してのビーストといえばポンド円で決まりでしょう。そのジャジャ馬な値動きとボラティリティの高さに惹かれるミセスワタナベは、ワイルド好きなのかもしれないですね。
ではそのじゃじゃ馬馴らしに腕力が必要なペアであるポンド円の5分足と連動して動く銘柄が分かるなら、大きなヒントになると思いませんか?
下のポンド円5分足チャートは、158.90から157.50まで140pips の値幅を4時間で到達したポンド円(青色値動き)と、先にダッシュして動いた「ある銘柄」とを並べて表示したものです。
※ ローソク足がポンド円、バーチャートが「ある銘柄」です。
英国ポンドは資源通貨である事実
実はポンド円のペアを作る相手方・・・英国ポンドは、資源価格の影響を多大に受ける「資源通貨」です。では資源の親玉といえば?そう、原油ですね!
冒頭のバーチャートは原油価格から取ったものでした。
ミセスワタナベ(日本の投資家)がFX市場で大量に取引するポンド円が、遠く離れた英国の原油価格に影響を与えているというのは、なんともドラマではありますね。
講義追加のお知らせ
さて、この記事で紹介したポンド円5分足のチャートを再現する方法から、英ポンドと原油価格との連動を捉える方法まで、レクチャー4本は計約20分の動画講義を本日追加して公開しました。
追加講義:ハーモニックと資源通貨の取引方法が2時間で分かる速習講義
- ポンド円5分足の行き先を知る方法を実例から検証 (05:30)
- 連動する特定の原油銘柄から為替のノイズを除去する方法 (05:58)
- なぜ同じ原油でも特定の銘柄を使う必要があるのか? (03:07)
- 贅肉をそぎ落として筋肉質な連動を見つけるための方法 (04:54)
ポンド円を5分足等の短期で取引されるデイトレーダーは、必見の方法・・・というよりも、私が10年前に知っていたかった方法です。マーケットの世界は奥が深いです。
・・・と言いながら追加講義を作成しているリアルタイム5分足で、やはり連動が爆発しました。
完全にバーチャート銘柄の方が引っ張ってますね。マーケットは毎日エキサイティングです。
それでは、ハッピー・トレーディング!!