英離脱|ポンドを発射させドル円を止めたのは?

GBPUSD-HARMONIC

ブレグジットを捉えたハーモニック

英国の離脱投票は、とんでもないマーケットでしたね。ポンドドルは1.50から1.32まで、一日で1800pipsと、言葉に形容できないような値動きでした。

さて投票当日の日本時間朝6時に1.50まで上げたポンドドルは、ハーモニックパターンの一つ「バタフライ」が日足で決まり、そこから一気に奈落の底まで落ちていきました。

冒頭の図がそのパターンです。もちろんハーモニックだけが要因ではないにしても、ほとんどズレのない反転場所の特定には、そこまで決まるか?と画面に向かって語りかけずにはいられませんでした。

 

ドル円の下落を止めたハーモニック

一方で安全資産として一気に買われたドル円は、100円の壁を突き破っていきました。ところがその先にハーモニックが完成し一相場を終わらせてしまったのです。

USDJPY-HARMONIC

なんの因果か、ポンドドルでマーケットを狂ったように打ち出したのと同じパターン(バタフライ)が最後を止めるとは、奇妙な縁を感じます。

ハーモニックで始まり、ハーモニックで終わったブレグジット、疲れましたね。(こちらの講義でハーモニックを学べます)

週末はゆっくり休みましょう!

 


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