計算は超単純なのに、「FXで使わないと勝てない」と題されたピボットポイント。この古くて新しい分析方法の魅力は、どこにあるのでしょうか?動画レクチャーを通して、その魅力に迫ってみましょう!
ピボットと聞くと難しそうに聞こえますが、実は強烈に簡単な数式でできています。
例えば期間を一日と決めれば、その間の高値・安値・終値(HLC)を足し、3で割ってやっただけのものです。
それを次期間のチャートに乗せてやると、なぜか反応をしてしまう。ある意味でマジックのようなツールです。
ということで、「負けないトレード実践編」に2016年12月に追加した講義から、イントロ部分を公開してみました。
↑<負けないトレード実践編の講義から抜粋>↑
ピボットポイントの起源
今のように電子商取引に移る前は、フロアで競り市みたいに手信号で取引をしていた時代があります。いわゆる「ピット」と呼ばれる取引所ですね。
そこで担当者が熱くなりすぎ、変な値段を掴まないよう、前日の値段から最も単純に出すことのできる指標として使われたことが、ピボットポイントの起源です。
電子商取引全開の2016年末でも、なぜか効いてしまう。わざわざOHLC÷4でなく、HLC÷3。不条理ではありますが、そこには理由もあり、活用するためのトリックもあります。
温故知新とはいいますが、マーケットが反応するというなら、使わない手はないですね。
ハッピー・ピボットポイント!