「40歳を過ぎた男は自分の顔に責任がある」とはリンカーンの言葉ですが、口角を上げる顔面トレーニングは、思いもよらないウルトラハイリターンを呼び寄せます。遅すぎるスタートを切った40才超えの筆者体験談をシェアしてみます。
ひどすぎる笑顔もどき
コンピューターに向かう時間が長いと、顔面の筋肉が弱ります。
立ち寄ったラーメン屋で手にとった雑誌に、「口角の上がる男性は素敵」というありがちな記事が目に入り、そんなの簡単じゃねーかと思い鏡に向かって「ニー」っとしたらですね・・・なんか表情の硬いおっさんがいるだけなんですよ。
自分の頭の中で思い描いている素敵な笑顔とは、まったく関係のないヒト科2本足生物です。そして冒頭のリンカーンが放った言葉を思い出した次第です。
せめて人間に戻ろうと、「口角の上げ方」を調べたところ、親切なサイト(こちら)で方法を学び、生まれて初めての口角アップトレーニングをはじめました。
たとえば唇を内側に引き込んだ状態で、口がUの時に持ち上がるようなイメージで8秒キープを2回、一日10セットなどです。
ぎこちないトレーニングを始めてから効果が出たかは分かりませんが、それより思いもよらないメリットに気づきました。
条件反射的に笑顔筋スイッチがON!
トレーニング自体は簡単であるものの、1日10セットとか、結構な回数をこなす必要があります。一方で動かすのは顔面なので、何をやっていてもトレーニングはできます。
シャワーを浴びてようが、犬の散歩であるいてようが、車を運転していようが、どこででもできます。だから、顔が仕事をしていないときは、思いつくかぎり顔面運動をするようにしました。
するとですね、人と話をするときに、条件反射的に笑顔スイッチがONになることが分かりました!
多分、2日目初心者の笑顔などはまだ引きつったままだとは思いますが、それでも笑顔筋のスイッチが入る反射能力が得られたことは、まったく期待をしていなかった収穫(?)でした。
ハイリターンである理由
この口角トレーニング、普段は使っていない顔を動かすものなので、継続するのに自分のライフスタイルを変える必要がありません。体の運動を始めるならジムに行く時間を作る必要もありますが、動かすのは顔なので時間を作り出す必要がないです。
さらに費用は0!失敗したところでお金も顔も無くしません。
私が何かを決める一つの指針に報酬比率(お金にかぎらず)があります。その行動を起こすことで出てくるリスクとリターンを比べ、リスク比率が小さいほどGOすることにしています。
そしてこの口角トレーニングをするリスクは、失う時間も費用も0。怪我することもない。
一方で得られるリターンは、、、わかりませんが0よりは大きいでしょうね。だから報酬比率は最高レベル!
リターンはわからないと書きましたが、ビジネスでもトレードでも、同じ力量のある二人がいて、唯一の違いが笑顔の有無なら、たぶん笑顔の人のほうが長い間生き残りそうな気がします。
まったく同じ収入や家庭環境の二人がいて、唯一の違いが笑顔の有無なら、たぶん笑顔の人のほうが幸せなのでしょう。
決意よりも習慣
人生を変えようと決意したところで、そんな決意はすぐに忘れられてしまいます。だって私たちが持っている最大の武器であり、弱みでもある強みは、「忘れる能力」ですから。
本当に変えようと思うなら、「思う」ことより「行動」すること(過去記事参照)。もっと言えば習慣化してしまうことです(過去記事参照)。
なぜ、わざわざ笑顔トレーニングの記事を、そんなに細かく書くかって?理由は単純で、読者の皆さんに宣言してしまうことで、続けざるを得ない状況に自分を追い込もうと思ったからです。
相変わらずですね~。
明日から月曜日、ハッピースマイルで行きましょう!