値段帯に応じたマーケットの力を知りたい・・・そんなときには、価格帯別の出来高を表示するボリュームプロファイルが役に立つかもしれません。TradingViewで同機能を設定する方法について受講生から質問をいただき回答させていただきましたので、こちらのブログでも少しだけ紹介してみます。
ボリュームプロファイル
ドル円の5分足チャートに表示をすると、以下のような画面になります。
チャートの右側に見える価格別の帯がそうですね。
一般的に出来高で知られているのは、ローソク足毎にチャート下に棒グラフを並べていくものでした。それに対して、このボリュームプロファイルは価格帯別に出来高を表示するという優れものです。
どこの値段で取引が多くなっているか?ということがわかれば、マーケットの参加者が、その値段に納得をして売り買いをしたということが分かります。
もともとはザラ場で取引される上場銘柄を分析するように開発をされたものですが、24時間市場の外為にも力を発揮します。売買高のデータが特定できれば、次に起こる値動きも特定をしやすくなるというものですね。
受講生の方へ講義追加のお知らせ|トレーディングビュー徹底攻略2017年版
残念ながら、このプロファイル機能はトレーディングビューの有料プランのみで利用ができるものです。サーバーに負荷がかかる計算だから、仕方ないかもしれませんね。
今朝、受講生からスクリーンショット付きで質問を受け取りました。
プロファイルの表示は5分足だとうまくいくのですが 1時間足や日足のチャートを表示すると赤い文字でメッセージが出て価格帯別出来高が表示されません。
インジケータの設定次第ではあるのですが、中にはデータをTickから取ってくるものもあり、そうしたときには上記のようなエラーが出ることがあります。その設定を変更すれば、上記は解決します。
そこで、本日コース内に対応の方法をまとめてアップいたしました。ココスタ配信にログインして、以下のURLをクリックするとすぐに再生が始まります。
【ボリュームプロファイルを正しく設定する(プロプラン限定)】
http://direct.cocosta.jp/courses/tradingview
Proプランを利用されている方は、まだそれほど多くないと思いますが、もし解決が必要な方は参考にしてみてくださいね。
追伸
それにしても、事例で上げた5分足のドル円・・・月曜オープンから売り崩されていますね。以下のスクリーンショットは、週末に追加したブログのコメントからです。
兆候は出ていたということかもしれません。マーケットは奥が深いです。
今週も、ハッピー・トレーディング!!