それぞれの国を比較したとき、ビットコインに資金が流出しやすい度合いを把握する方法はあるのでしょうか?
一つの単純な方法としては、カントリーリスクが高い順に並べるのが分かりやすいかもしれません。
自分の財産を国に置いておくリスクが高いと判断されれば、資金は流出しやすくなりますからね。
またインフレ率が高い国も、流出しやすいでしょう。なぜなら、自国の通貨で置いておくと価値が目減りをしてしまうわけですから、できるだけ「外」に逃がしたいと考えるのは、自然な成り行きです。
それらを計測するための方法としては、各国の政府国債利回りを比べるのが速いかもしれません。
なぜなら、国が資金を借りる時に支払う金利が高い方が、その国の信用度は小さいと考えることもできるからです。
以下は、直近の主要国から10年国債の金利が高い順に並べたものです。
トルコが横綱で、ナイジェリア・ブラジル・コロンビアと順に下がっていき、一番最後に日本とスイスが来ています。
では次にGoogleトレンドで「bitcoin」や「Ethereum」の検索回数が多い国を確認してみましょう。
本日現在では、以下のような国がランクインしています。
1位 ナイジェリア
2位 南アフリカ
5位 ガーナ
10位 ブラジル