ビットコインは1万ドルを挟んで膠着をしていますね。
値動きの大きさが減少するに伴い出来高も縮小。
季節外れの夏バテ相場にも見受けられる状態ですね。
今の現状を軽く振り返りつつ、今回の講義で取り上げるトピックを動画にしてみました。
困ったときは採掘コストに聞く ~ 膠着ビットコイン市場を乗り切る方法 (公開イントロダクション)
動画の中では、100日の移動平均線に触れています。
こうした単純なテクニカルですが、誰もが見る指標は、「誰もが使う設定」で確認すると良いでしょう。
多くの参加者が「お、100日平均線にぶつかったな?」と意識をすれば、それが新たなアクションに結びつく可能性も高いからです。
暗号通貨では、あまり細かい数字は追わなくて良いでしょうね。
100日、1/2、2倍、10倍など。単純なほど良いです。面白いですね。
さて見た目には元気のないビットコインですが、この先はどのような動きが想定をされるのでしょうか?
おそらく、現時点で最も見ておくべきは、ビットコインの採掘原価でしょう。
10分間に一度、採掘が継続するビットコインは、常に新しい売り圧力に向かうこととなります。
その売り圧力が発生する価格レベルを特定するのが、採掘原価です。
もちろん、原油の採掘原価が国や油井ごとに異なるのと同じで、何か一つの決まった数字があるわけではないですね。
ですから、市場が合意をしているポイントを探ることが重要になります。
今回のクリプト通信(2019年8月28日)では、採掘原価を少し深掘りをしてみました。
今回のトピックは、以下のようなものです。
8/28/2019 クリプト通信トピック
〇 金利に起こっている激変
〇 誰が売って、だれが買っているのか?ポジション動向
〇 Craig氏の裁判でBTC売り圧はどうなる?
〇 低下するボラティリティと出来高
〇 1万ドルの攻防
〇 上値が重たい理由は外部要因
〇 ビットコインの採掘原価を確認
〇 ハッシュレートからの理論価格と現在地
〇 重要イベント日時の確認
〇 IVからの目安ターゲット
〇 オプション建玉の確認
〇 天底に現れやすい数字
合計53分の動画です。
今のように膠着している市場は、参加者同士が水の中に潜って我慢比べをしているような状態だと言えるでしょう。
つまり先に息が続かなくなった方が負ける。そんな状況にあります。
このあたりの考え方と、採掘原価とは全て結びついてきます。
俯瞰的に市場を捉えるアプローチにご興味のある方は、ぜひ続きをご覧になってみてください。
https://direct.cocosta.jp/p/crypto-roundups
↑ 週刊クリプト通信(3,500円/月間)
https://note.mu/cocosta/n/nbf7fdb4e8893
↑ 単独note講義(1,990円)