まもなく2019年も終わりを迎えますね。
日本は新たな元号である「令和」を迎え、新たなスタートを切るのに良い一年となったように思います。
さて、その記念すべき令和元年も、マーケットにいくつもの動きがありました。
この記事では、相場の末席に参加する自分の目から(勝手に)決めた 「令和の大相場TOP5」を振り返りつつ書いてみたいと思います。
「令和の大相場」TOP5ランキング
No.1 ドル円フラッシュクラッシュ ~ 正月の寝込みを急襲した一撃
No.2 ビットコイン急騰 ~ まさかの3000台 → 14000台までパラボラ上昇
No.3 原油に巨大ギャップ ~ サウジ攻撃から週末リスクの巨砲炸裂
No.4 ゴールド1,350ドル超え ~ そこを踏み越えるのか?市場参加者の予想を覆す
No.5 米株式とトランプ劇場 ~ ツイートで躍動した一年
ということで、ここからは個別に見ていきたいと思います。
なお、このランキングは自分にとっての印象のみで選んでいます。客観性は皆無である点にご注意ください。
また令和に変わる前の出来事も含まれているところは、お目こぼしください。
では早速進めていきましょう。
No.1 ドル円フラッシュクラッシュ ~ 正月の寝込みを急襲した一撃
「まさか正月を狙うか?まあ、でも理にはかなってるよな。」
そんな印象を持たされたドル円の一撃クラッシュでした。
12月14日から下値を切り下げはじめ、防衛ラインと思われていた110円を突破してからは、いわゆる「つるべ落とし」。
最後の「フラッシュクラッシュ」は、1月3日という流動性が薄いタイミング。
時間帯としては、先物市場が動いていない空白の隙間が狙われました。
動いているのはスポット市場のみ。薄い時間帯に仕掛け的な売りで一時は105円割れ。
この影響は、ドル円に留まらずクロス円全般に飛びます。一番影響が大きかったのはトルコリラ円かもしれないですね。
遠目に見れば、小さな資金で大きな値動きを狙った動き。完全に個人のポジションをロックオンしてましたね。
仮に仕掛けを打つとしても、先物市場が動いている時間帯だと裁定取引が入るので、ここまで値は動きません。
暗号通貨でも、主要な取引所が閉じている期間に巨大な動きが発生しやすいのと、原理としては同じですね。
自分はユーロ円のショートを早々に手じまいした後で、恩恵にあずかれなかったことをよく覚えています。
ただ受講生は上から下まで全部取ってました。凄いですね。
以下はその時の振り返り記事とライブ配信です。
結局2019年を振り返ってみれば、この2週間足らずの下落相場に上下を固められ、そのなかで動いたに過ぎませんでした。
1年分の「フラッシュクラッシュ・レンジ」を形成した出来事でもあり、やはりこれがNo.1なのかなという印象でした。
さて、No.2以降の連載は、年末までの不定期で書いていきます。
続編にご興味ある方は、ブログトップのメルマガ登録をしておいて頂ければ、メールで通知が届くのでオススメです。
それでは、今回はこの辺で。
ハッピー・トレーディング!