米中銀が出したばかりの「ライトニング・ネットワークがビットコインをお金に変える」。日本語で簡単に解説をしてみました。
動画で使ったスライド・リソースなど
米中銀 ”ビットコインをお金に変える” ライトニング・ネットワーク (2022-07-20)
ライトニングネットワーク(LN)は、”ビットコインをブロックチェーンの外へ広げる””手段である。
LNの採用度合いがブロックチェーンの混雑解消に直結し、ビットコインの”支払手段としての効率”を改善していることを表している。
この改善は、需要側の変化やSegWitの採用だけでは説明ができないものだ。
LNがもたらした中央集権化の拡大が、効率の改善につながったかどうか、両方の証拠を見つけるに至った。
これらの発見は、支払手段として、または環境全体から見た暗号通貨の将来に示唆を持つものである。
https://www.clevelandfed.org/en/newsroom-and-events/publications/working-papers/2022-working-papers/wp-2219-the-lightning-network-turning-bitcoin-into-money.aspx?fbclid=IwAR1F_hAzqJ6rjStvF7aa6ACZfdH0X7j26jHzz12g7rOt_8PNfbU6siiNG6M#:~:text=The%20Lightning%20Network%20(LN)%20is,as%20a%20means%20of%20payment
この記事が出たのは、ビットコインが底値をトライしている最中。
底値をさまよっているときに出てくるプロジェクトやドキュメントには、次の主役となるものがあったりする。
ビットコインは価値保存としての役割が取りざたされることが多いが、着実に「お金」としての機能も地盤は強化されている。
信用の概念をブロックチェーン上で実現するという革命をもたらしたのはビットコイン。
そしてビットコインに集まったパワーと資金のシェアを奪おうと、新たな”分野”が派生しているのが現状(とも考えられる)。
ETH(分散コンピューティングとして)、Web3、NFT、Defi。
ビットコインは移動平均線のようなもので、それらを後から徐々に取り込む形へと進化をしている。ライトニング・ネットワークも、その一部。
今後も市場は ”ビットコインにはできない先鋭” を競い、ビットコインのシェアを奪うトライアルが行われ、バブルと破裂を繰り返すのかもしれない。
ビットコインはその足跡をたどりながら、(ライトニング・ネットワークのように)徐々にゆっくりと取り込み進化していく形を取るものと思われる(私見)。
※ マイクロソフトみたい?
以上はスライドで使ったリソースなどでした。
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引き続き、ハッピー・ビットコイン!