ビットコインの買い場で迷わなくなった、シンプルな方法 – 投資で最も辛いのは、迷い続けること

投資で最も辛いのは、迷い続けること

ビットコインのチャートを見ながら、「今、買っていいのだろうか?」と何時間も悩む。

Xを見て、誰かの意見を探す。でも、結局決められない。

そうこうしているうちに価格は上がり、「やっぱり買っておけばよかった」と後悔する。あるいは、勇気を出して買った直後に下落が始まり、「なんでこのタイミングで買ってしまったんだろう」と自分を責める。

ビットコイン投資をしている人なら、こういった「迷い」に苦しんだ経験が一度はあるのではないでしょうか。

フォーカスさんの投資スタイル

今回ご紹介したいのは、受講生の「フォーカス」さんのビットコイン投資の方法です。

彼から、こんなコメントをいただきました。

フォーカスさんのコメント全文

▲ 受講生のフォーカスさんからいただいたコメント

「基本的に中銀ハンターを使用させて頂いておりますのは、買い時を探すために使用しております」

フォーカスさんは、中銀ハンターという独自ツールを使って、ビットコインの買い場を見極めていました。

中銀ハンターとは、米ドルの流動性(世の中ですぐに使える米ドルの量)に対する、対象銘柄の価格の位置関係を可視化するツールです。ビットコインだけでなく、ゴールドなど様々な銘柄で使えます。

フォーカスさんの投資哲学:M2マネーサプライという視点

フォーカスさんの投資には、明確な考え方がありました。

「M2マネーサプライは基本的に増加傾向ですので、基本的にビットコインは買い一択だと思っております」

世界の主要中央銀行のM2マネーサプライ

▲ 世界の主要中央銀行のM2マネーサプライ推移(継続的に増加している)

世の中のお金の量は、基本的に増え続けています。お金の量が増えれば、相対的にビットコインのような供給量が限られた資産の価値は上がりやすい。

この大きな流れを理解しているから、フォーカスさんは長期的には「買い」という明確なスタンスを取っています。

でも、「いつ」買えばいいのか?

長期的に上がると分かっていても、「いつ買うか」は別の問題です。高値で買ってしまったら含み損を抱え、安い場所で買えれば大きな利益を得られます。

ここで、中銀ハンターの役割が明確になります。

「中銀ハンターは通貨供給量に対してのビットコインの価格乖離に応じてシグナルを出してくれるのでこんなに判り易いシグナルはないと思います」

中銀ハンターは、米ドルの流動性という「大きな流れ」と、ビットコインの現在価格の「ズレ」を可視化します。そのズレが大きくなったとき、つまり「価格が相対的に安い」ときにシグナルを出してくれるのです。

たった2つの条件で、買い場が明確になる

フォーカスさんのビットコイン投資ルールは、とてもシンプルです。

「200EMA(青線)付近に価格が落ちてきたとき、かつ、中銀ハンターの下位シグナルが出たときに積み増しをする」

ビットコインチャート(200EMAと中銀ハンターシグナル)

▲ フォーカスさんが実際に使っているチャート(青線が200EMA、下部が中銀ハンターシグナル)

使っているのは、2つの要素だけです。

  1. 200EMA(移動平均線) – 価格が下落トレンドから戻ってくる場所の目安
  2. 中銀ハンターの下位シグナル – 米ドル流動性に対して価格が安い状態

この2つが揃ったときだけ、買う。それ以外のときは、何もしない。

このシンプルさが、投資から「迷い」を消してくれるのです。

下落は、恐怖ではなくチャンスになる

フォーカスさんは、こう続けています。

「ですので、今回の下落も積み増しします」

多くの投資家が恐怖を感じるビットコインの下落相場で、フォーカスさんは淡々と「積み増し」をすると言っています。

なぜ、こんなに自信を持って行動できるのでしょうか?それは、明確なルールがあるからです。

「上記理由から売りは一切しておりません」

買うべき条件が揃ったら買う。それ以外は何もしない。感情が入り込む余地がないのです。

そして、結果が出ている

フォーカスさんからは別の日に、こんなメッセージもいただいています。

「ビットコインは中銀ハンターで買いが出た時に積み増していましたので、かなり利益が乗っております。本当にありがとうございます」

中銀ハンターのシグナルと200EMAという、たった2つの条件。この明確なルールに従って淡々と買い増しを続けた結果、ビットコインで利益を積み上げることができているのです。

シンプルなツールこそ、使い続けられる

フォーカスさんが使っているのは、とてもシンプルなツールです。

  • 中銀ハンター – 米ドル流動性と対象銘柄の価格乖離を可視化
  • 200EMA – 移動平均線

たったこれだけ。

複雑なツールは、複雑な判断を生み、迷いを生みます。シンプルなツールは、シンプルな判断を生み、迷いを消してくれます。そして、迷いがなければ、継続できます。

継続できるから、結果が出る。これが、シンプルさの本当の価値なのかもしれません。

中銀ハンターは、TradingViewで使える

中銀ハンターは、TradingViewというチャートツールで使える独自インジケーターです。呼び出すだけで、すぐに使い始められます。

中銀ハンターのTradingView画面

▲ TradingViewで中銀ハンターを表示した画面

難しい設定は必要ありません。チャートに表示させれば、自動で価格乖離を計算し、買い場を示すシグナルを出してくれます。

フォーカスさんのように、200EMAなど他の指標と組み合わせて、自分なりのルールを作るだけです。

最後に

フォーカスさんは、こうも書いています。

「売り時が何時かを参考にさせて頂きたく、ビットコイン週刊フォーキャストを購読させて頂きました」

買いの迷いは、中銀ハンターで消えた。でも、売りのルールはまだない。だから、その情報を取りに行く。

自分に足りないピースを、一つずつ埋めていく。そうやって、少しずつ「迷い」を減らしていく。


ビットコインの買い場で迷わなくなる方法

中銀ハンターは、米ドル流動性という本質的なデータと、チャートに表示した銘柄の価格乖離を可視化するツールです。

TradingViewに呼び出すだけで、自動で買い場の目安を示してくれます。

中銀ハンター – ビットコインの買い場を自動検知

フォーカスさんのように、200EMAと組み合わせるもよし。あなた独自のルールと組み合わせるもよし。シンプルなツールだからこそ、あなたの投資スタイルに柔軟に組み込めます。


補足:売り時についても知りたい方へ

フォーカスさんが「売り時の参考」として購読している「ビットコイン週間フォーキャスト」では、週次でビットコインの相場展望と売買戦略を提供しています。

買いのルールに加えて、売りの戦略も知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。

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