北朝鮮のミサイルに急落で反応したドル円。下落を続けると見せかけ反転。そんな理不尽な値動きからドル円ポジションを守る簡単な方法はこちら!
ミサイル発射直後のドル円
まずミサイルが発射された直後のドル円を確認してみましょう。午前7時を起点として表示した1分足のチャートです。
Jアラートが発動をされた午前7時きっかりに下落スクランブルが開始していることが分かります。
ドル円ローソクの起点は<110.237>でした。
すでに初動の1分で109.68まで到達をしていますから、初動をマニュアルで捉えられる一般の人は極めて少数だと思います。
おそらくアラートが発動された直後に売りポジションを入れられるのは、Jアラート着信と同時に成り行きでオーダーを入れるアルゴくらいでしょう。
そうした場合、次善の柵としては110円というサイコロジカルレベルで2匹めのドジョウを探しに行くことを考えるプレイヤーも出てくるでしょう。ミサイル効果が続くという前提で。
ではその後の様子を見てみましょう。
アラートが発動をしてから2時間48分後、東京時間の午前9時48分には発射地点絵ある110.237までキッチリと100%の戻しを入れています。
つまり、この時間の中だけで見る限り、110円からのショート後追いをした人は負けを引かされたことになります。
こうした場面で不用意に飛び込んで負けを引かないためは、どうすれば良いのでしょうか?
ミサイル発射という喜ばしくはない出来事☓超短期の取引という組み合わせが倫理的にどうなのよ?という話は一旦脇におき、まずは身を守るための方法を考えてみましょう。
ゴールドと比べてみる
一つのアプローチとしてはドル円、もっと言えば「円」に直結して動くことの多い関連銘柄の動きを確認することが挙げられます。
こちらの記事でも書いたように、ゴールドとドル円とは連動して動く特性があります。
早速比較をしてみましょう。
上のチャートは、ミサイル発射直後の値動き幅を同じタイムスパンで計測したものです。
ちなみにゴールドはGlobexが閉じている時間帯は価格が出ないので、真ん中に大きな空白が空いています。
そこでゴールドの最終ローソクにタイミングを揃えて比較をしています。
すると、ドル円の方が明らかに行き過ぎている(ドル円0.6%、ゴールド0.2%)ことがわかります。
さらにボラティリティはゴールドの方が大きいですから、その差は本来もっと大きく開いていることになります。
ならば、この時点からさらにドル円を追っていくことは、それほど得策ではないということの判断ができます。
一つの材料ではありますが、だれでもできる方法です。
あまりミサイルは飛んでほしくないですが、次に似たような事態があったときには試されてみてはどうでしょうか?
【お知らせ】さらに特定する方法は?
もっとドル円の進む余剰スペースを確認する場合には、為替の動きに直結する金利を使うことが最上です。
例えば以下のチャートは、ドル円5分足に主要な短期金利の市場を載せてみたものです。
どうでしょうか。
貪るように下へ潜ろうとするドル円を横目に、金利は通常運転のまま横に移動していることがわかります。
つまり、ドル円だけが過剰反応をしていることが一目瞭然で分かるわけです。
この方法は、「ハーモニック完全攻略パッケージ」内のコース、「今日からできる!金利&ハーモニックでドル円攻略」で学ぶことができます。
2時間程度ですぐに取引へ活かせる方法が学べますので、ぜひ活用してくださいね。
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「金利とか難しそう」と思われるかもしれないですね。
少し前まではそうでしたが、今ではTradingViewの簡単な設定でリアルタイムチャートを一発表示することができます。
ドル円取引の成功率を確実に上げられる武器があるなら、それを使って有利に戦うのも悪い選択肢ではないと思います。
楽しんでいきましょう。
ハッピー・トレーディング!!