新年の鏡開きも終わり、ようやく2022年も起動した感が漂い始めましたね。
さて新年早々、売り込まれているのは米ETFのARKKでしょうか。暗号通貨ではイーサリアムに撤退売りの動きも、一部は見て取れます。
前者(ETH)と後者(ARKK)はに共通点があるとすれば、両者とも「イノベーション売り」に巻き込まれた形になっているということでしょう。
2021年11月中旬に再任したFOMC議長のパウエル氏は、就任挨拶で周りの柔らかな期待をぶった切る形でインフレ修正をターゲットに標榜。
時期を同じくして史上最高値を付けていた期待インフレ率にも「利確」が入り、量的緩和の終了を見込んだ取引が始まります。
結果、利上げの思惑から将来を織り込む時間軸が最も長いイノベーション株が売られ、逆に日銭を稼げる「現物出荷型」や「キャッシュフロー型」の企業に買いが入ります。
アップルなんかは、ハードウェアという現物も売れば、コンテンツ配信というキャッシュフローも持ってます。さらに半導体不足も落ち着いて現物出荷もはかどるとあれば、そりゃ買われますよね。
暗号通貨の動きに根拠はないと言われたのも、今は昔。
金利と政策動向、そしてビットコインとの三角関係にもまれたイーサリアムの動向を振り返りました。
【直近の動向を振り返る】 金利に振り回されたのはイーサリアム
https://direct.cocosta.jp/courses/crypto-roundups/lectures/37411491
2022年1月11日に配信したクリプト通信の一部を無料公開したものです。ぜひ参考にしてみてください。
それでは2022年も、引き続き楽しんでいきましょう!