
6月に入ってからのビットコインは、なんだか元気がありませんよね。特に印象的だったのが、イスラエルがイランへの攻撃を仕掛けた後の価格の動きです。
これまで地政学リスクが高まると「有事のビットコイン」として買われることが多かったものの、今回は違いました。ゴールドとは真逆の展開が進んでいるのです。
あの瞬間、何が起きていたのか?
下のチャートを見てください。これは、イスラエルによるイランの攻撃が発生したと推定される2025年6月12日16時30分(米東部時間)からの、ビットコインとゴールドの価格推移を30分足で表したものです。

このチャートを見ると一目瞭然ですが、攻撃発生直後からゴールドは急騰し、ビットコインは急落しています。
まさに対照的な動きですね。
この瞬間だけを切り取ってみると、「地政学リスクで買われるのはゴールド、ビットコインはリスク資産」という認識になってしまいそうです。
でも、ちょっと待ってください。
この解釈は、全体的な状況を把握していない場合に間違った事実認識をしてしまう可能性があります。今回の記事では、そのあたりを詳しく解説していきたいと思います。
一般的な解釈はこんな感じ
今回のイスラエルによるイラン攻撃は、典型的な地政学リスクの高まりを想起させるものでした。
このようなタイミングでゴールドとビットコインが真逆に動いたのは、どのような理由によるものでしょうか?
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ゴールド上昇の理由 数千年の歴史を持つ実物資産として、地政学リスク時の避難先に選ばれました。「有事の金」という伝統的な役割が機能したため。
ビットコイン下落の理由 デジタルゴールドと呼ばれても、まだ歴史が浅く価格変動が大きいため、緊急時には現金化しやすい資産が優先されました。また、戦争時の規制強化への懸念も売り圧力となった。
つまり、同じリスク回避でも「確実性を重視する投資家は金」「将来性を重視する投資家はビットコイン売却で現金確保」という心理の違いが、正反対の値動きを生んだということです。
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だいたい一般的な解釈としては、上のようなものではないでしょうか。
ただし、この解釈に縛られてしまうと、物事の本質を見失ってしまう可能性があります。
今回のように地政学リスクに対し「ゴールド買い・ビットコイン売り」となる現象は、単なる一過性のものであると筆者は考えています。
ここからが重要:なぜそう言えるのか?
実は、表面的な価格の動きだけを見ていると、本当の市場の動きを見誤ってしまいます。
もっと深いところで何が起きているのか?
機関投資家たちは本当にビットコインから逃げているのか?
それとも別の要因があるのか?
ここから先の内容では、以下について詳しく解説していきます:
✅ 6月特有の「季節要因」がビットコイン価格に与える影響
✅ 短期投資家と長期投資家の真逆な動き
✅ CME先物市場とETF市場で見られる驚きの違い
✅ イスラエル攻撃の週に実際にETFに流入した資金額(ゴールドvsビットコイン)
✅ 大口投資家が水面下で行っている「蓄積活動」の実態
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6月特有の「季節要因」がビットコイン価格に与える真の影響とその対策
短期投資家と長期投資家の真逆な動きの詳細分析と今後の展望
CME先物市場とETF市場で見られる驚きの違いとその意味
イスラエル攻撃の週に実際にETFに流入した資金額(ゴールドvsビットコイン)
大口投資家が水面下で行っている「蓄積活動」の実態と今後への示唆
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今回のイスラエル攻撃でのゴールド急騰・ビットコイン急落は、一見すると「有事の金、リスク資産のビットコイン」という構図に見えます。
しかし、市場の真実はもっと複雑で興味深いものです。 短期的な価格変動の裏で、長期的なトレンドは全く異なる方向を向いているかもしれません。
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