「通貨って何のために存在するの?」
この質問に、あなたはどう答えますか?
多くの人は「経済活動を円滑にするため」「価値を保存するため」といった教科書的な回答をするかもしれません。でも、実はそんな綺麗な話じゃないんです。
今回のセミナーでは、日本銀行の設立から現代の通貨システムまで、投資家なら絶対に知っておくべき「通貨の本当の正体」をお話しします。
「経済の安定」は建前だった

日本銀行が設立された本当の理由をご存知ですか?
一般的には「経済の安定化」や「金融政策の実施」といった目的で説明されることが多いですが、実際の歴史を紐解くと、全く違った事実が見えてきます。
明治時代、日本は戦争資金を調達するために大量の紙幣を発行しました。その結果、激しいインフレーションが発生したのです。日銀の設立目的は、このインフレを収束させ、通貨価値を安定させることでした。
つまり日銀は、戦争が引き起こしたお金の問題を収束させるために生まれたということです。
通貨システムの本質を理解していますか?

「なぜ戦争は繰り返されるのか?」
この疑問に対する答えも、通貨システムの中に隠されています。
法定通貨(私たちが普段使っている紙幣)の起源を辿ると、その多くが戦争の資金調達に行き着きます。戦争には莫大な資金が必要ですが、税収だけでは賄えません。そこで政府は通貨を発行して資金を調達するのです。
「戦争→通貨発行→インフレ→経済混乱→新たな戦争の火種」
この循環が、歴史を通じて繰り返されてきました。
米ドルが世界最強通貨である理由

「なぜ米ドルは世界で最も信頼される通貨なのか?」
経済学の教科書では、「アメリカの経済力」や「金融システムの発達」といった説明がされます。しかし、本当の理由はもっとシンプルです。
米ドルが世界最強である条件は二つ:
- 世界にその価値を信じさせられること
- 相手国が米ドルを受け入れること(強制力)
そして、この「強制力」の源泉は何でしょうか?
答えは「世界最強の軍事力」です。
ドルを受け取らないと断る相手に対しては、武力を背景にすれば受け入れを強制できるわけです。
1万円札の製造原価は20円

ここで、身近な例を考えてみましょう。
あなたの財布に入っている1万円札。この製造原価はわずか20円程度です。残りの9,980円は何なのでしょうか?
これが「通貨発行益(シニョレッジ)」と呼ばれるものです。政府や中央銀行が通貨を発行することで得られる利益のことを指します。
法定通貨が成立する条件は、実は非常にシンプルです:
「社会がその価値を信じていること」
ただそれだけです。物理的な価値はほぼゼロに近い紙切れが、私たちの信頼によって価値を持っているのです。
2025年、アメリカで起きていること

驚くべき事実をお伝えします。
2025年9月5日、アメリカ国防省は正式に「戦争省(Department of War)」に名称を変更しました。公式サイトのURLも「war.gov」となっています。
これは単なる名前の変更ではありません。アメリカが自国の本質を隠すことをやめた、ということです。
通貨発行で軍事費を賄う仕組み

最後に、データで確認してみましょう。
アメリカの通貨供給量(M2)の増加と軍事予算には、明確な相関関係があります。つまり、アメリカは必要に応じて通貨を発行し、それで軍事費を賄っているのです。
これは他の国では不可能です。なぜなら、米ドルが基軸通貨だからです。
投資家として、どう行動すべきか?
ここまでの話を聞いて、不安になった方もいるかもしれません。
「こんな不安定なシステムに、私たちの資産を預けていて大丈夫なの?」
その気持ち、よく分かります。でも、システムを嘆いても仕方ありません。重要なのは、この現実を理解した上で、どう行動するかです。
私たちにできることは:
- 通貨システムの本質を理解する
- リスクヘッジとしての実物資産投資
- 情報収集力の向上
特に、ゴールドやビットコインといった「政府に依存しない価値の保存手段」への注目が高まっているのは、偶然ではありません。
「有事」は既に始まっている
実は、私がお話しした内容は、これから起こる未来の話ではありません。
既に起きている現実です。
2025年になった今、アメリカが国防省を「戦争省」に改名したことからも分かるように、世界は既に新たな段階に入っています。激化する国際紛争、不透明な経済状況、そしてパンデミックが残した爪痕。
もはや「平時」ではないのです。
この続きを、直接お話しします
今回のブログ記事では、通貨システムの本質について触れました。しかし、これはまだ入り口に過ぎません。
「では、具体的にどう資産を守るべきなのか?」 「金とビットコイン、どちらを選ぶべきなのか?」 「有事の際、どのタイミングで行動すべきなのか?」
こうした実践的な内容については、9月21日(日)に東京で開催する無料セミナーで詳しくお話しします。
「有事」は既に始まっている!?今すぐ備えるべき金とビットコインの真実
開催概要
- 日時:2025年9月21日(日)
- 会場:東京23区内
- 参加費:完全無料
- 定員:50名限定
- 講師:佐々木徹
今回のセミナーでは、ビットコイン価格動向に精通し、4,500名を超える受講生を指導してきた佐々木が、金とビットコインが「有事の備え」としてなぜ不可欠なのかを徹底解説します。
なぜ、今このセミナーなのか?
正直に言います。
多くの人は「まだ大丈夫」「そのうち考える」と思っています。でも、有事というのは突然やってきます。準備ができた頃には、もう遅いのです。
このセミナーは、表面的な投資テクニックの話ではありません。通貨システムの本質を理解した上で、この激動の時代を賢く乗り越えるための「真実」をお伝えします。
質疑応答の時間も設けていますので、普段なかなか聞けない疑問も直接解決できます。
席数には限りがあります
定員は50名限定です。
既に多くの方からお申込みをいただいており、満席になる可能性があります。もしあなたが「本質的な知識」を求めているなら、今すぐお申込みください。
▼詳細・お申込みはこちら
https://www.sunward-t.co.jp/seminar/2025/09/21/index_k.html
一人でも多くの方に「真実」をお伝えしたい。そう思っています。
お会いできることを楽しみにしています。