ニュートンが相場を分析したら?

ニュートンのプリズム(http://en.wikipedia.org/wiki/Isaac_Newton)
ニュートンのプリズム(http://en.wikipedia.org/wiki/Isaac_Newton)

もし私が他人よりも鮮明に物事が見えたとすれば、それは、私が巨人の肩の上に立っているからだ。(アイザック・ニュートン)

350年も前に慣性の法則や万有引力の法則、作用・反作用の法則を体系立てて現在の科学の基礎を打ち立てた偉人は、それだけの功績を残しながらも、自分がしたことは自然の法則を見つけた「だけ」と謙虚に述べるところに、奥ゆかしさを感じてしまいます。

 

自分を証明するために相場をやるのではない

相場の分析をして戦略を作っていると、それが「正しいことを証明して、世の中に自分の素晴らしさを伝えたい」という気持ちがよぎることがあります。(私だけかも知れませんが、、、)

でも違うんですよね。自分が正しいとかではなく、テクニカルや集団心理の法則を謙虚に学び、相場という巨人の肩に登って、上から「見させていただく」という感覚を持っていたほうが、自分の間違いを素直に認め素早く軌道修正することができます。

この「巨人の肩に立つ」感覚を持つだけで、トレードの考え方を一つ高い場所に引き上げることができるようになるかもしれませんね。

 

ドルインデックス相場

と言っておきながら、ドルインデックスの分析です(笑)。

ドルインデックスの使い方を知っていれば、ドル円やユーロドルやポンドドルなど主要ペアの分析が格段にレベルアップしますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

さて前回の動画でドルインデックスのレジスタンスを分析したのですが、そこで見つけたエリアは『ピボットポイント』と『準ハーモニックパターン』の反転地帯で重なっている場所を出したものです。ものの見事に反転のプライスアクションが出てきましたね。

 

ドルインデックス4時間足
ドルインデックス4時間足

このチャートからは巨人とまでは行きませんが、巨人を操ろうとする機関トレーダー達の気持ちは、ある程度推し量ることができます。

それは、機関投資家達が一様に見ている説明可能なチャートがあれば、職業トレーダーもそれを拠り所にしたトレードを執行しやすいという事実です。

仮に失敗トレードに終わったとしても、所属する組織に対して説明できる明確な根拠となりますからね^^。

さて9月のNFP(雇用統計)発表は5日夜です。巨人がどのように動くか注目ですね!

それでは、Happy Trading!

 

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