10月4日金曜日は米国非農業部門の雇用統計が発表されないという異常事態の週でした。こうした時にどのようなトレードを考えたら良いのか?一つのモデルケースを作ってみました。
米国は議会閉鎖がいつまで続くかわからない状況、日本も消費税を上げることは確定したが、どの程度経済にインパクトを与えるかはわからない状態で、共に市場は様子見です。
そして米国の経済状況を確認する大きな指標であるNFPが発表されないことで、更に方向感が出ていません。そのため、ちょっとドル円は扱いづらい状況にあります。
こうした時は複数のチャートを見て回り、自分が得意としている形状を見せるペアをトレードするのが現実的です。
読者の方からドル円のご質問を頂いたのですが、こうした事情もあり他のペアを動画の中では分析をしてみました。
読者質問
オオニワさんから頂いた質問と添付頂いた画像:オオニワです。いつもお世話になっています。今回は、ドル円の長期展望を検証してみました。
『週足』
私なりにトレンドラインを引いてみたのですが、どうでしょうか?今、ドル円は、上にいくか、下にいくかでせめぎ合っています。これをみると、トレンドラインの下側にまだ、ヒットしていません。さらに、フィボナッチでみてみると、プライスアクションが、おこっている、値段に引いたところ、38.2%のラインと、下側のトレンドラインが同じくらいの位置にあります。さらに、指数移動平均線55が、迫っています。これは、強力にサポートしてくれるのではと思っています。『日足』
こちらは、指数移動平均線200が迫っています。『4時間足』
これは、完全に、下降トレンドですが、下側の、トレンドラインにサポートされないか、注目です。さらに来週のピボッドのサポート3がどこにくるかも注目しています。最終的には、ろうそくの反転形状をみて、エントリーですが、上にいくのなら、まずは、105円付近をトライして、一度、跳ね返されて、(過去に、フィボナッチの94円 100円とはねかえされていますから)最終的には110円を目指すのではないでしょうか?
95円あたりで、反転するという考えと、今回のトレンドラインの引き方について、ぜひ、文章でよいので、管理人様の意見をお聞かせください。また、他の読者の皆様の意見も聞きたいです。
読まれた方のご意見はいかがでしょうか?
コメントなどでお考えを入れて頂ければ幸いです。
投稿ありがとうございました。ドル円すごく参考になりました。豪ドルですが、私の経験ですが、こういった形状になると、昇りつめた後、落とされます。管理人様のおしゃる通り、フィボナッチの50%あたりでしょうか。来週が楽しみです。ありがとうございました。
管理人様
いつも丁寧にありがとうございます。
一点だけ、付け忘れたことがありました。
ドル円のサポートが95.80付近かなーという、あくまで『予想』の一つとして、マンスリーピボットのサポート2が95.80付近であるのと、マンスリーピボット3が、94付近にあります。
過去のチャートをみて、マンスリーのサポート2付近で下げどまっています。ましてや、サポート3を突き抜けているチャートは見かけないですね。今月は下げても、94くらいまでかなーと思います。
ただ、管理人様のおしゃっるとうり、クリアな絵がみえないので、やらないほうが、よいですね。やみくもにエントリーするのは、ギャンブルです。
オオニワさま、いつも質問やコメントありがとうございます。少しでもお役に立てたようであれば、幸いです(^^)
勉強になる動画ありがとうございます。
ところで、MT4に矢印やズームアップなどされていますが、どのようなソフトを使っていらっしゃるかご教授いただくことはできますでしょうか。
Camtasiaというソフトウェアを使っています。こちらは画面のキャプチャを行うもので、MT4とは関係が無いのですが、説明がしやすいので良く使ってます。
ありがとうございます!
早速購入と思いましたが結構いい値段しますねw
参考にさせていただきます。
オオニワさま
質問内容の回答とは別の事かも知れませんが、私の考えで少しでも参考になればと思いますが‥。
意思決定チャートをどの時間軸にするかハッキリと決めた上でトレード戦略を練ること。
例えば、管理人さまのビデオでもあるように3つの時間軸を意識してトレードするということで考えるなら、オオニワさまは、日足を意思決定チャートにされてみえるのでしょうか?
それにより回答が変わってくると思います。
仮に日足を意思決定チャートにしているとしたら、週足のフィボナッチは、あくまでも参考程度にして、実際のトレード戦略では、日足のフィボナッチに重点を置く必要があります。
また、反対側の勢力が何処でエントリーしてくるかも考慮にいれてフィボナッチを引く必要があります。
日足でフィボナッチが引けない場合は、意思決定チャートを4時間足にしてフィボナッチを引くと不思議なくらいヒットします。
つい最近のUSD.JPYでもフィボナッチがヒットしています。
意思決定チャートの時間軸を大きくし過ぎるとエントリー回数は減ってしまい、自分の戦略が固定化するまでに時間が掛かります。
重要な事は、自分の戦略を固定化するということ。
決まったパターンでエントリーし続けて統計を取ることで、少しでも迷いをなくすトレードにしていくということです。
そして、修正を重ねて自分の戦略を確固たるものにしていくということです。
戦略パターンを複数持つことも良いでしょう。
私の場合は、1時間足を意思決定チャートにしてフィボナッチを引き、2つの戦略パターンを状況に合わせて使い分けています。
この2つの戦略とは、ロスカットまでのpip数が違うだけで、報酬比率2倍の戦略で行っているものです。
EMA55やWeeklyPivotの位置で使い分けをしています。
ある意味シンプルな戦略でトレードしていますが、それでも過去3ヶ月間同じ戦略でトレードした結果は、勝率も6割を超えていますし、何より報酬比率2倍という無難な報酬比率が良い結果となっています。
管理人さまのビデオにある戦略は、色々と紹介されています。その中で自分に合った戦略を見つけ、その方法でトレードを繰り返し統計を取ることで、確度の高いトレード戦略を身につけることができるかと思います。
参考までに‥。
オオニワさまのトレード戦略に少しでも迷いが減りますように‥。
Kuraさま、プライスアクションの根本を捉えられていますね。ビデオの内容が少しでも役に立ったようで嬉しく思います。コメントありがとうございました。
kura様
熱いコメントありがとうざいます。八ッとされられる、内容ですね。私には、そもそも、意思決定チャートがないまま、トレードをしてるかもです。
一応、週足をみて、チャンスをうかがっているのですが…
ただ、実践編とロウソクのビデオのおかげで、自分の中の、相場観はかなり
上達しました。
あとは、迷いのみ!
そして、一度kura様のトレード戦略を見てみたいです。
オオニワさま
私の戦略の1つは、以前「読者戦略 8月22日ポンドドル」のオオニワさまの質問内容での回答に答えた通りの戦略です。
また、私の場合、管理人さまの全てのビデオを購入した中で「迷いが晴れるトレーディングガイド」を参考にトレード戦略を組み立てています。
参考までに‥。
結果論ですが、4時間足は見事、ウエッジをブレイク!