ビットコイン市場心理を数値化する:①恐怖指数はこう使う!

ビットコイン愛好家の皆さん、こんにちは!

2020年頃には、1日で20%近い値動きが頻繁に見られたビットコインも、最近では随分と安定した資産クラスに成長をしました。

ハラハラドキドキの毎日を楽しんで(?)いた古参投資家の方々から見れば、なんだか物足りなく感じられるかもしれません。

だからこそ、こういう静かな時に次の動きに備えておくという考え方はあって良いのかもしれません。備えあればなんとやらですね!

そこで今回から数回にわたり、ビットコイン市場の強弱を判断する方法、特に「数値化」された心理指標ついて解説しつつ、活用法についても触れていきたいと思います。

第1回目は、株式指数の市場で有名な「恐怖・強欲指数(Fear & Greed Index)」の暗号資産版である、「Crypto Fear & Greed Index」に焦点を当てます。

日本語にすれば「暗号資産の恐怖・強欲指数」ですね。この指標が何を示し、どのように計算されているのか。そして、市場の転換点を予測するのに活用できる現実的な方法などを考えてみたいと思います。

相場が穏やかな今こそ、次の嵐に備える絶好のタイミングです。この数値のリアルな使い方を味方につけて、次の大きな値動きに備えちゃいましょう!

クリプト恐怖指数とは?

正確には「Crypto Fear and Greed Index(暗号資産恐怖・強欲指数)」と呼ばれる指数ですね。

ビットコインや他の主要な暗号資産の市場センチメントを数値化する目的で、Alternative.meが2018年に開発したものです。

0から100のスケールで表され、0が「極端な恐怖(Extreme Fear)」、100が「極端な強欲(Extreme Greed)」を示します。

2025年5月6日現在の「強欲指数」は59となっていますから、ちょっとだけ強気というところでしょうか。

この指数は、投資家の感情が市場に与える影響を把握し、過剰な感情による売買を避けるためのツールとして使われます。

以下、指標について超簡単にGrokに説明してもらいます。


主な特徴

  • 目的: 市場の感情を定量化し、投資家が恐怖(パニック売り)や強欲(FOMO:取り残される恐怖)に基づく非合理的な行動を抑える手助けをする。
  • 計算方法: 以下の6つの要素を基に毎日更新されます(各要素の重みは変動する場合があります):
    • ボラティリティ(25%): 直近30日と90日のビットコイン価格の変動性を比較。高いボラティリティは恐怖を示す。
    • 市場モメンタム/取引量(25%): 現在の取引量とモメンタムを過去30日/90日と比較。過剰な買い量は強欲を示す。
    • ソーシャルメディア(15%): ツイッターなどのセンチメント分析。高いインタラクションは強欲を示す。
    • ビットコインのドミナンス(10%): ビットコインの市場シェアの増減。ドミナンス上昇は恐怖、低下は強欲を示す。
    • Googleトレンド(10%): ビットコイン関連の検索頻度。「ビットコイン価格操作」などの検索増加は恐怖を示す。
    • 調査(15%): 現在は停止中だが、過去には投資家調査が含まれていた。
  • センチメントの分類:
    • 0–24: 極端な恐怖(買いチャンスの可能性)
    • 25–49: 恐怖
    • 50: ニュートラル
    • 51–74: 強欲
    • 75–100: 極端な強欲(売りチャンスの可能性)

この指数とビットコインの値動きを時系列で比較できるよう表示してくれるサイトもあります。

例えば bgeometrics.com では以下のようなグラフを見ることができます。

実態としては「ビットコイン恐怖指数」が正しい

さてこの指数ですが、計算方法を深掘りしていくと、実態としてはビットコイン専用の指数であることが分かってきます。

指数の計算要素(ボラティリティ、取引量、ソーシャルメディア、Googleトレンド、ビットコインドミナンスなど)は、ほぼビットコインの市場データを参照しているんですね。

現実的に長期間ちゃんと存在して、データ量が十分にあり、信頼できる指標が容易にとれるのはビットコインのみ・・・という事情も影響しているのでしょう。

それにアルトコイン(ETH、XRP、SOLなど)の価格は、ビットコインの動きに追随する傾向が強いため、ビットコインのセンチメントが市場全体の代理指標として機能する・・・という背景もあります。

この指数の実態は、ビットコインのためのツールだと理解しておくとわかりやすいかもしれません。

よってここからは、「ビットコイン恐怖指数」と呼ぶことにしますね。

80超えで加熱、20割れで売られすぎ

一般的に、このビットコイン恐怖指数が75を超えてくると加熱、25を割り込むと売られすぎと言われています。

とはいえ加熱するときはトコトン熱くなり、失望が折り重なる時はどこまでも下がるのがビットコインの特徴でもあります。

ここは一つ、加熱と売られすぎの指数を5ほど外側に振り出したポイントに絞ってみてみましょう。

以下はこのビットコイン恐怖指数の80超えと20割れの水準にハイライトした図です。手書きで読みづらい点は、ご了承ください。

こうしてみると、ドンピシャとまでは行かないまでも、この指数が大まかな相場の切り替わり場所を示してくれていることが見て取ることができます。

このように市場の心理をある程度計測できるのは、便利ですね。

より踏み込んでビットコイン恐怖指数を使うには?

ここまでは、ビットコイン恐怖指数の一般的な捉え方について説明をしてきました。

ここからは、少し踏み込んで使う方法を見ていきましょう!


以上はビットコイン研究所さんへの寄稿記事(こちら)から前半を無料公開してお届けしました。

「ココスタ・実戦トレーディングカレッジ」受講で、続編のレポートを今すぐ読むこともできます。

1日コーヒー1杯分でレポート・ツール・毎朝届くコメンタリーが読み放題。今すぐビットコインをポートフォリオの味方に変えてしまいましょう!

ビットコイン恐怖指数

「ビットコイン恐怖指数」活用法の全貌を知りたいですか?

市場心理を読み解く実践テクニックを完全公開

ここまでは基本的な「恐怖・強欲指数」の解説でした。しかし本当の価値は、この先にあります…

🔍 プロの視点で市場を分析

毎週の市場レポートと週5回の朝配信で、プロの資金運用者の視点からマーケットを見る力が身につきます。ゴールド、原油、為替・金利の市場圧力を一気通貫で把握。

🛠️ 独自ツール完全アクセス

CFTCデータ分析ツール、独自シグナル生成ツール、BTCメールアラートなど、他では手に入らない独自ツールが使い放題に。市場のゆがみを見つけて利益に変える力が手に入ります。

📊 200時間超の動画講義

2016年以降に収録した全ての講義にアクセス可能。トレードの技術を蓄積し、成功への道を着実に歩んでいくための知識が手に入ります。

💎 ビットコイン専門分析

暗号通貨の市場動向から相場参加者の偏りまで、表の価格には表れない利益の源泉情報を定期的に入手。チェーン分析で価格変動の予兆をつかみます。

「ここで提供される情報、解説を受けて収益が悪くなることがあるんでしょうか?と挑発的な書き方になりますが(笑)、完全に上向いています。受講費用を補って余りある収益で、元が取れるどころではありません。」

– Taitai 様

今なら全コンテンツに14日間の全額返金保証付き

今すぐ詳細を確認する

※ 満足できない場合は14日以内に全額返金保証。
今ならプレゼント講座「資源国通貨を2時間で攻略する速習コース」(通常45,000円)を無料でゲット!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です