50代から投資は遅いのかーー「正直、誰にも知られたくない」と語る58歳専業トレーダーの記録

正直、誰にも
知られたくない

投資とは無縁だった58歳が、何年もかけて
「確信」を掘り当てるまで。
元システム管理者・アイエスさんの記録です。

長年、コンピュータ会社でシステム管理の仕事をされてきたアイエスさん(58歳)。2017年、49歳のときに偶然投資の世界に足を踏み入れ、そこから約9年。今年、早期退職を迎え、いまは自宅とは別にトレーディングルームを借りて、専業トレーダーとして過ごされています。

最初から特別な才能があったわけでも、リスクを恐れないギャンブラーだったわけでもありません。語られたのは、投資成績の自慢ではなく、ひとりの市場参加者が迷いながら、何年もかけて「確信」を掘り当てるまでの、長く、現実的な歩みでした。

── ここからは、アイエスさんご自身の言葉で。

私はもともと、投資とは無縁の貯蓄世代でした

私はそもそも、貯蓄世代なんですよ。投資なんて、一切無縁で。

1991年入社、バブル世代です。就職した瞬間にバブルが崩壊して、そこから日本がどうなったか。

僕らの世代は「株は怖い」「危ない」というのが、染みついているんですよ。親もそうですし、周りも一切、誰もしていなかった。投資なんて。

リーマンショックもリアルに経験しています。だから「やっぱり株なんて」「投資なんて」というのが、人として残っているんですね。

時代には恵まれていましたけど、投資に関しては、本当に奥手というか、臆病というか。実は見ていますからね、崩壊したところを。

お小遣い欲しさに、副業を片っ端から試しました

きっかけは、2017年でした。

子どもにすごくお金がかかっていた時期で、もう自分のお小遣いもない。「お小遣い欲しいな」って、すごく思っていたんですね。

その頃、どうしてもお金がなくて、単発のバイトをしてみたり、せどりをしてみたり。その場しのぎで、小銭を得ていました。ほかにもいろいろ副業を試したんですけど、どれも続かなくて。

そういう情報を追っかけている中で、ビットコインというのを見つけたんですよ。

「何々、ビットコインって」と思って。ちょうど2017年の3月ぐらい、価格が10万を超えたあたりで、私が最初に見たのが13万ぐらいでした。なんだこれ?という印象でしたよ。

最初に買ったのがリップルだったんですけど、ポンって増えて、「あれ?」と。でも調子に乗ったら負けて、「もうやっぱやだ」みたいな感じになって。

それでも、その時に思ったんです。「投資って世界があるんだ」と。

正直、最初は「絶対したくない」というジャンルだったんですよ。そんな世界いりませんと思っていた。なのに、知ったら面白くて。

「こんな世界があるんだ」と、正直びっくりした。49歳で驚いたんですよ。奥が深いと思って。知りたい、と。「これって、まさに世の中を動かしていることじゃないか」と思って。それがきっかけです。

乱世をどう生きるか、本気で悩み始めたんです

ビットコインのブームを横目に見ながら、ずっと考えていました。末永く、自分にできる稼ぐ方法はないか、と。

いつの間にか、世の中は無限増税の時代に突入していて。年金の支給年齢も先延ばし。会社のリストラの恐怖にも怯えて。年齢も、気づけば50歳を超えていました。

目まぐるしく変化する、この乱世をどう生きるべきか。本気で悩み始めたんです。

若い人たちはインデックス投資で時間軸が長いから、心にも余裕がある。でも我々世代は、そうもいかない。もちろんインデックス投資もするんですけど、それだけじゃ間に合わない。今後AIで自分の仕事がなくなる可能性も現実味を帯びて、いつリストラになってもいいように、末永く、自分の手で稼げる技術が欲しい。

一生モノの技術を体得したい。そう思うようになりました。

サロンも覗いたけど、ギャンブルの域を出なかった

そこから何年も、テクニカルを勉強しました。一目クラウド、RSI、ストキャスティクス、MACD。本当にテクニカルコテコテで。

テクニカルを学べるサロンや、株式の優良銘柄の情報が飛び交うサロンも、いくつか覗いてみたんですよ。もちろん、テクニカルは学べました。でも、どれもギャンブルの域を出ないものばかりで。

やっぱり、どこまでいってもテクニカルだけだと、怖いんですね。いくらインジケーターを使っても、なんかいつも、しっくりこない。「こんなんで納得して、できるわけがない」と思って。大切な現金を投資するには、あまりにもリスクが高すぎたんです。

僕、本当に慎重なんですよ。絶対に危険なことはしない。だから、最後までお金を入れなかった。度胸がないと言われたら、それまでなんですけど。

気になって門を叩いたけど、最初はさっぱりでした

ココスタとの最初の出会いは、原油のコースでした。それから、当時興味があったFXトレードのコースも。

難しそうだけど、ずっと気になっていた。それで、思い切ってトレーディングカレッジの門を叩いたんです。当時、51歳でした。やっぱり、私には難しい内容で。最初の頃は、さっぱりわかりませんでした。

それでも、ずっと何年も見ていたんですよ。トレード自体は、実はあんまりしていなかったんですけど。チャートに自分でも線を引くのが好きだったので、本当に、ココスタで聞いた通りになるな、って思ったんですね。

佐々木さんが、大口のポジションが切り替わったタイミングを、ラインで表示させているじゃないですか。結局そこに戻ってきたりして、「やっぱりね」と。

最初の頃は、「絶対にポジションの情報なんて関係ない」と思っていたんです。けど、やっぱり大口側の優勢だったり、コマーシャルが優勢だったりと、チャートの裏側がちゃんと見えるんだなと。

お金は入れなかったけど、愚直に継続して見ていた。その時間が、後で生きてきたと思っています。

資金を入れるきっかけは、佐々木さんのおかげなんです

最終的に、佐々木さんのトレード通信をお試しで入って、やっぱり全然違ったんですよ。大口の流れとか、CFTCから引っ張ってきたポジションの明細とかを見ながら、「根拠のあるトレードはもう、これしかない」って思って。

それまでは、資金を入れるなら絶対的な根拠が欲しくて、どうしても踏み込めなかったんです。そんなとき、ココスタの中銀ハンターに出会った。僕のRSIとCCIだけじゃなく、後押ししてくれるものができたので、「これは」と思ってお金を入れたんですよ。中期トレードですけど、もうハマったって感じです。

結局、お金を入れるきっかけをくれたのは、佐々木さんなんですよ。それまで、一度も入れられなかったんですから。

デモトレードで1年、徹底的にやりました

会社を辞められると思ったのも、中銀ハンターでデモトレードをして、手応えがあったからです。

僕なりに、CCIとか金利差、ドル円、ユーロドル、ポンド円を、佐々木さんから教わったように見ていて。「確かに、金利と乖離することあるな。でも金利には逆らえないんだな」というのが、よくわかった。それで、デモトレードしてみたんですよ。

やり方はシンプルです。中銀ハンターのサインが出る。基本はコンフルエンスが揃うのを待つ。そこにRSIとCCIの閾値超えが重なったら、エントリー。

資金管理のことも以前お話しされていたので、ちゃんと2%以下に抑えて。損切りの幅で、ロット数を決めて。お金を減らしたくなかったので、徹底してやりました。定年するし、毎日収入があるわけじゃないので、危険は犯せないんですよ。

デモトレードで本当に1年ぐらいやって、かなり負け知らずというか。もちろん、ちっちゃい負けはありますけど。それで「これは多分、大丈夫だ」と確信が持てたんです。

家族にとっても、第二の人生を踏み出せた

退職した理由は、親の介護と自身の体調不良がきっかけでした。介護しながらの仕事で、少しずつ負荷がかかり始めて、最終的にドクターストップとなりました。

今は、体調に合わせて相場に向き合って、合えばそこでエントリーできる。トレードって、きつい時はやれないじゃないですか。だからこうでもしないと、僕の場合は、無理だったなと思ってます。

今では、自分のリズムでトレードができる。勝率も、高く維持できますし。ずっとやりたかったんですよ。佐々木さんみたいになりたいというか、相場を知って語れるぐらいには、なりたいなと。

自分にとってもそうですが、家族にとっても「第二の人生を踏み出せて」、ほんとに良かったと思います。

点が線になるのって、やっぱり数年かかるんです

最初は、全然わからなかったんですよ。難しかった。点でしか、理解できない日々が続いて。だけど、根気強く続けていると、ある時から市場が、線でつながり始めるんです。

パーセントディガーとか中銀ハンターとか、大口の話が整理されていて。アセットマネージャーの動きも、個別に見ながら。そうやって点が線になるのって、やっぱり数年かかるんですよね、僕の場合は。

トレーディングカレッジでも、講師の吉中さんのレポートは、最初は本当にハードルが高かったんです。詩人みたいな書き方をされていたりして、難しいなと思うこともあった。

だけど、自分でもチャートを見て、デモトレードもして。それを積み重ねていくうちに、ある時、カチンと頭の中で繋がる瞬間があった。あの瞬間は、本当に嬉しかったですね。難しかったけど、今やっとわかるようになったから、すごく嬉しいんですよ。成長したんだろうな、と思って。

あの時、カレッジと出会わなかったら、今の自分はないと思います。資産も含めて、本当に。

もう一度、一から学び直したかった

トレーディングカレッジに戻ってきた理由は、いくつかあります。

ひとつ目は、再現性のないトレードを卒業したいということ。これまでは、運や地合いに恵まれていた側面が大きかった。これからは年齢的にも、テクニカルだけではリスクが高いと感じるんです。

ふたつ目は、お金の話。お小遣い欲しさで始めたトレードですけど、これからは年金にもプラスできる、安全なトレードを継続したい。

三つ目は、生涯にわたっての、やりがいや生きがいです。頭を使う仕事を辞めてしまったので、認知の予防という意味でも、ずっと頭を使っていたい。

そして四つ目。これがいちばん大きいかもしれません。

「市場を読める力」を自分に体得して、近い将来、大切な人に伝えられるようになりたい。家族にも、友人にも。これは、ずっと夢の一つだったんです。

COTも、以前はずっと自分の勝手な解釈で使っていました。でも、基礎から順に学べるコースが新しく用意されていたのは、驚きでした。「金額云々じゃなくて、これを一から体系的に教わるんだったら、もう入るしかない」と思いました。

これ、誰にも知られたくないと、正直思っています

正直なところ、あまり知られたくないんですよ、ココスタ。最初は「なんで広まらないんだろう」って思っていたんです。爆発的にみんな入っていると思っていたんですね、数年前は。

だけど、意外とやっぱり、キラキラしたところにみんな行っちゃう。ココスタは実は地味に見えるんですけど、長くトレードするには、ここにいっぱい正解があった。答えがあったんです。

TaiTaiさんでしたっけ。受講生の方が書かれていましたよね。「このパーセントディガーがすごい」「知られたくない」って。私、本当に今そう思っていて。「これ、絶対ちょっと誰にも知られたくない」と思っています、正直。

世にあふれているキラキラした情報、ツイッターとか見たら、「いくら儲かった」「損した」とか、そればっかり。そういう話じゃない。マーケットの本当の本質を捉えた学びの場、というのが、ここなんですよね。特に知らない人ほど、驚くと思います、この世界は。

我々世代こそ、地に足をつけてやるべきなんです

僕らバブル世代って、金融リテラシーが正直あるかと言われたら、あんまりない世代なんですよ。時代には恵まれていましたけど、投資に関しては、奥手で、臆病で。そういう人が、まだ前の会社にもいらっしゃって。「お話したいけど、なかなか目覚めないな」と思うんです。

けど、今やっぱり、やりたいって思っている人もいる。「今からでも遅くない?」とよく聞かれるんですけど、「全然遅くない」って言っています。むしろ、しっかり世の中をわかって、お金もある程度の資金があって、落ち着いた年齢の人こそ、地に足をつけてトレードすべきなんです。

これからの地政学の高リスクな時代、AIが支配する時代を踏まえると、個別の株式投資なんかは、逆に高リスクだと、僕は個人的に考えています。

年金も、結局少し足らない。年金を足すためにも、むしろやったほうがいい。子育てが終わったら、自分たちの年金にプラスすることもできるので。そのためにも一回、学ぶべきだし、やってみたほうがいい。これは、不確実性の高いこれからの世の中に対する、経済的な防衛策だと思っています。身につけるべき知識や技術が、ここにあるんです。

ちゃんと学べば、全然怖くないんです

トレードって怖い、FXって危ない、ってよく言われるんですけど。今は「何もわかってないな」と思いながら聞いています。昔は「違う違う」って乗り込んでいって反論していたんですけど。今は「確かに、そりゃわからないよな」と思っています。

だけど、学んでいる中で本当にわかるようになるので、一進一退しながら、まず続けてみてほしい。

僕は正直、ディスコードとか、リアルタイムの情報はあんまり求めていなくて。「今は何に支配されているのか、何に優位性があるのか」を自分で考えて、味付けは自分でする。そういうスタイルが、合っているんです。「大局を見て、木を見る」というやり方に、最終的に戻ってきたんですよね。

会社勤めの方にも、定年後にじっくり腰を据えて学びたい方にも、ここはピッタリの環境だと思います。「投資(トレード)=危険」という世代で育った、昭和世代の人にこそ、ぜひおすすめしたい。

ちゃんと学べば、全然怖くない。知らない人ほど、びっくりすると思います、この世界は。

アイエスさんの歩みを、動画でもご紹介しています

記事のなかで、アイエスさんが向き合っていた学び

アイエスさんが時間をかけて向き合ってきたのが、次の二つです。
もし興味があれば、覗いてみてください。

実戦トレーディングカレッジ

一過性の情報ではなく、何年経っても市場で通用する考え方を、腰を据えて学ぶための場です。アイエスさんが「点が、線になった」と語った、学びの拠点でもあります。

中銀ハンター

世界の大口や中央銀行の動きを手がかりに、エントリーのタイミングを捉えるためのツールです。アイエスさんが「ようやく、自信を持って資金を入れられた」と語った、確信のきっかけになりました。

アイエス様には、トレード通信を3年ほど受講いただいた後、今年トレーディングカレッジに復学いただきました。掲載にあたっては、ご本人の確認をいただいています。

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