ビットコイン(BTCUSD)投資の世界に、新しい個人投資家の資金を呼び込む扉が近く開かれる可能性が出てきました。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は、2024年9月30日に「ビットコインフライデー先物(BFF)」を導入する予定です。
先物の略称であるBFFは、Bitcoin Friday Future(ビットコイン金曜先物)の略であると同時に、英語で「永遠の親友」を意味するBest Friend Forever も掛けたネーミングとなっています。
当記事では、BFFが市場の親友となり、新しい資金を引き寄せる可能性について考えてみたいと思います!
300ドルから始められるビットコイン・トレード
CMEが新たに投入するビットコインフライデー先物(BFF)は、より短期間で、より小さいサイズの契約を可能にするものです(規制当局の審査結果待ち)。
BFFで特に目を引くのは最小取引単位で、なんと50分の1ビットコインから取引できるようになります。ビットコイン価格が6万ドルなら、1,200ドルから売買できる・・・ということですね。
さらに米国でのビットコイン先物は、およそ4倍のレバレッジで規制をされています。よって必要な証拠金は300ドル、日本円に換算して5万円未満です。
従来のCMEビットコイン先物と比較をしてみましょう。こちらの標準ロットは5BTCですから、6万ドル×5BTC=30万ドルが取引の単位となります。必要な証拠金も(そもそも日本からは規制で取引できないのですが)1,000万円を超えてしまいます。
これと比較すれば、BFFの最低必要資金である5万円の魅力は明らかです。
トレードを始める最低資金が1,000万円だと敷居が高く敬遠しても、5万円なら始めようという人も増えてくるでしょう。
参考;Introducing Bitcoin Friday futures
個人投資家の新規マネーはビットコインの値上がりにつながりやすい
さて、このCMEが投入したフライデー先物・BFFは、ビットコインにどのような影響を及ぼすのでしょうか?少し考察をしてみたいと思います…
以上は、ビットコイン研究所さんへの寄稿記事(原文はこちら)より前半部分を公開してお送りいたしました。
続きの記事では、提示されたアノマリーが機能するかどうかを判断する方法について深堀をしています。カギは美人投票にあり?
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