土曜に、Xでこんな投稿をしました。
佐々木徹(Toru Sasaki) @CocostaToru
お願いですから、利子補給とか市場の意思に反することを、税金から拠出するのはやめてください。
拠出して票は買えるでしょうが、それは税負担者からの収奪行為です。
国債発行で賄うというなら、それは将来世代からの収奪行為です。
そもそも金利が上がっているのは、そのような票を買う行為が蔓延しているからです。
10月3日 12万回表示 Xで読む →
住宅ローンの固定金利(フラット35)が、今の制度で過去最高になった。その話題を受けて書いたものです。ふだんの投稿とは桁がちがう、12万回を超える表示になりました。
短い投稿では書ききれなかったことを、ここで補足します。
票を買うと、金利が上がる
金利が上がると、利子を肩代わりしてほしいという声が出ます。気持ちはよく分かります。
ただ、その財源は税金か国債です。国債を増やせば、買い手を集めるために金利はもう一段上がりやすくなります。
選挙のために値段を動かす。これは日本だけの話ではありません。
アメリカの戦略石油備蓄は、5年に1度ほどの大きな供給途絶にそなえて作られたものです。地下の空洞は、原油を出し入れするたびに少しずつ削られていきます。
それがいま、11月の中間選挙までガソリン代を下げる道具として使われています。
100年前のアメリカと、今がよく似ています
アメリカは、独裁者を生まない制度に振り切って作られた理念の国です。その反動で、選挙がめちゃくちゃお金のかかる仕組みになりました。
集金力も、利権者を動かす力も、使える政府の資産も、票のために使う。
誰がお金をくれるかで、行動が決まる。1920年代のブローカー政治に戻っている、という見方もあります。
ただ、当時はAIも、巨大なサーバー群もありませんでした。
人間の頭がサイバーの速度に追いつかなくなっている今、私たちには何が求められているのか。一人ひとりが考えるタイミングに来ていますね。
ブローカー政治については、以前ブログに書きました。
Follow the Money ― ブローカー政治家の損益計算書 →
献金の流れを追うと、政策の行方が読みやすくなる、という話です。
5つの歯車 ― 1920年代と2020年代が不気味に重なる理由 →
100年前と今がなぜ同じ構造になるのかを、5つの条件から読み解きます。
選挙と原油の関係は、こちらの記事にまとめています。
先週の見立て、その後
1週間前のトレード通信(9月27日号)で書いたことが、その後どうなったか。2つだけ振り返ります。
ゴールドは「4,300ドルで無理に拾う必要はない」と書きました。
週明けに4,300ドルを割り、4,150ドル近辺まで下げています。
ビットコインは、債券が荒れても崩れなかった点に注目しました。
その後も債券の荒れは続きましたが、週明けに押されたあと、週を通しては上昇でした。
では、ここからどう見るか。
最新号では、今週の節目になる日と、その理由を話しています。実戦トレーディングカレッジなら、7日間無料ですべて見られます。7日以内に解約すれば、料金はかかりません。
TradingViewに振り回された2週間でした
この2週間、TradingViewの仕様と規約が二転三転しました。受講生のみなさんには、何度もお知らせを送ることになってしまいました。
中銀ハンターは、今までどおり使えます。
途中でお送りした「Dollar Liquidity Monitor」は、中銀ハンターの名前を変えただけの同じインジケーターです。必要がなくなったので削除しました。そちらでアラートを作った方は、中銀ハンターで作り直しておいてください。
ただ、振り回されたおかげで、副産物が2つできました。どちらも無料です。
無料版で見られるのは、低速シグナルだけです。
受講生の方には、専用の「CB Hunter Board」があります。13銘柄で、高速・中速・低速のシグナルを、数値とメーターつきで見られます。講座サイトにログインして開いてください。
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